出版社内容情報
死刑執行の後で事件の様相は一変した。決着したはずの誘拐事件を洗い直す通信社記者と女性弁護士が意外な真相に迫る。驚愕のラスト!
三年前に発生し、犯人逮捕で決着したはずの誘拐殺人事件。だが、その裏側には、あまりにも多くの嘘や裏切り、保身や売名、腐敗や汚職があふれていた。ともに東京拘置所に収監されている死刑確定者と、勾留中の刑事被告人の間にはいかなる接点があったのか。事件を洗い直すべく動き出した通信社記者と女性弁護士は、次々と意外な事実に突き当たる。そして、取り返しのつかない死刑執行の後で、事件の様相は180度転回する。
【著者紹介】
1957年東京都生まれ。東京外国語大学卒業。2008年『霧のソレア』(「滑走路34」改題)で第11回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー。他の著書に、『特命捜査』『サンザシの丘』がある。
内容説明
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。だが、その裏側にはあまりにも多くの嘘や裏切り、腐敗や汚職があふれていた。死期を迎えた刑事の告白、目撃証言に挟み込まれた意図、被害者の母の衝撃的告発、そして埋葬された記念品…。事件を洗い直すべく動き出した通信社記者と女性弁護士は、次々と意外な事実に突き当たる。ともに東京拘置所に収監されている死刑確定者と、勾留中の刑事被告人の間には、いかなる接点があったのか。ラスト10ページで明かされる驚愕の真相。「合法的殺人」に仕組まれたトリック。
著者等紹介
緒川怜[オガワサトシ]
1957年東京都生まれ。東京外国語大学卒業。共同通信社記者として働きながら、2008年『霧のソレア』(「滑走路34」改題)で第十一回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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