出版社内容情報
いたずら狐のごんは、兵十が病気の母親のために捕っていた魚やウナギを逃してしまいます。ごんは、なんとか償おうとしますが……。いたずら狐のごんは、兵十が川で捕った魚やウナギを逃してしまいます。しばらくして兵十の母親の葬列を見たごんは、そのとき逃がした魚やウナギは、兵十が病気の母親のためにとっていたのだと気づきます。
なんとかおわびをしたいと思う、ごん。けれど、ぬすんだ鰯を兵十の家になげこんで、かえって迷惑をかけてしまいます。ごんは心を入れ替え、自分の力で償いをはじめます。
けれど兵十は毎日届けられる栗や松茸の意味がわからず、神様のおかげだと思い込んでしまいます。
翌日、ごんが家に忍び込んだことに気づいた兵十は、またいたずらに来たのだと思いこみ銃口をむけます……。
「ごん、おまえだったのか。いつも、栗をくれたのは。」というラストは、涙なしには読めません。教科書でもおなじみの新美南吉の名作を、柿本幸造のやわかくあたたかい絵で絵本化。
新美 南吉[ニイミ ナンキチ]
著・文・その他
柿本 幸造[カキモト コウゾウ]
著・文・その他
内容説明
りょうしんのいないこぎつね「ごん」は、村へでてきてはいたずらばかりして村人をこまらせていました。ある日、兵十がびょうきのおかあさんのためにつかまえたうなぎを、いたずらでとってしまいます。ごんはつみのつぐないをするのですが…。
著者等紹介
新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。童話作家。1936年東京外国語学校を卒業。1943年結核のため、29歳の若さで永眠
柿本幸造[カキモトコウゾウ]
1915年広島県生まれ。絵本画家。1959年小学館児童文化賞受賞。1998年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ykmmr (^_^)
はる
gtn
anne@灯れ松明の火
刹那