出版社内容情報
「人は別れる。そして本物の大人になる」。大ベストセラー『大人の流儀』待望の第三弾。伊集院静が綴る人生論「別れ篇」。人は別れる。そして本物の大人になる。
数え切れない別れを体験してきた作家が届ける 切なく優しいメッセージ
国民的ベストセラー第三弾。
別れは終わりではなく、始まりである
二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。
三十五歳の時、愛する妻を喪くした。
理不尽な別れに神を呪ったこともある。
酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。
だが、いまならわかる。
出逢えば別れは必ずやってくる。
それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。
――伊集院静
※初出 「週刊現代」2011年12月24・31日号?2012年11月17日号。
単行本化にあたり抜粋、修正をしました。
第一章 別れて始まる人生がある
第二章 楽して得られるものなんてない
第三章 正義っぽいのを振りかざすな
第四章 本物の大人はこう考える
伊集院 静[イジュウイン シズカ]
著・文・その他
内容説明
人は別れる。そして本物の大人になる。数え切れない別れを体験してきた作家が届ける切なく優しいメッセージ。国民的ベストセラー第3弾。
目次
第1章 別れて始まる人生がある(愛する人が残してくれたもの;生きることの隣に哀切がある ほか)
第2章 楽して得られるものなんてない(サヨナラだけが人生だ;癌を患った友の話 ほか)
第3章 正義っぽいのを振りかざすな(マーケティングという名の巧言令色;正義っぽいのを振りかざすな ほか)
第4章 本物の大人はこう考える(綺麗に遊んでグッドバイ;愉快な男たちの話 ほか)
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
ケイ
団塊シニア
ポチ
さと