中学生の君におくる哲学

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中学生の君におくる哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062181228
  • NDC分類 K100
  • Cコード C0010

出版社内容情報

中学生のために、あるいは中学生だったあなたのために、自分の頭で考えるきっかけとして、伝えたい言葉がある。校長先生の哲学入門。中学生諸君!
哲学者が校長先生になった――。

「決して誰もが14歳を迎えるというわけではないことに思いをいたしながら、
これから14歳を迎える君に、
現に14歳の君に、
そしてかつて14歳だった君に、
本書を捧げる」

哲学者が校長先生として、
さまざまな形で「哲学のはじまり」に立つ君へ贈る、
大切な言葉の集まり。

I 中学生になるということ
1章 入学式
補章 若きはゆたかなれ
II 中学生の日常
2章 なぜ、勉強しなきゃいけない?
3章 「考える」 
4章 スカート丈の/と自由
5章 死と自由
6章 生命と環境
7章 人にやさしく?
8章 「いじめ」はなくならない?
9章 私って誰?
III より深く考える
10章 「世界」が/と「ある」
IV 別れと旅立ち
11章 一行の詩を作るためには
12章 時によせて
13章 流れ去る時間と、堆積する時
14章 「力」に向き合う
15章 友情


斎藤 慶典[サイトウ ヨシミチ]
著・文・その他

内容説明

哲学者が校長先生として、さまざまな形で「哲学のはじまり」に立つ君へおくる、大切な言葉の集まり。

目次

1 中学生になるということ(入学式;若きはゆたかなれ)
2 中学生の日常(なぜ、勉強しなきゃいけない?;「考える」 ほか)
3 より深く考える(「世界」が/と「ある」)
4 別れと旅立ち(一行の詩を作るためには;時によせて ほか)

著者等紹介

斎藤慶典[サイトウヨシミチ]
慶應義塾大学教授、哲学者。1957年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。哲学博士。現在、慶應義塾大学文学部哲学科教授。現象学、西洋近代・現代哲学を専攻。2007年より2012年まで慶應義塾中等部長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん

14
先日、ネッ友と哲学について話したタイミングがあって。その会話が忘れられなかったので哲学の本を読んでみようという気持ちになりました。今まで哲学にこれといった興味はなかったのですが、読んでみたら面白い。今まで自分がモヤモヤ考えてた事って哲学のジャンルに分類されるのかもなー、と。色々発見があったので、また話したいな…2023/08/22

Shori

2
10章が印象的。決して経験できない死に漠たる恐怖を感じるのはなぜなのか。筆者はこう示唆する。死を怖いと思うことの奥に隠れていたのは、きみがきみであることの代わりのきかなさ、かけがえのなさを前にした戦慄だったのじゃないか。こういう発見があるから読書は、考えることは、やめられない。"ひたすら歩め"。2013/02/17

いかすみ

1
慶應義塾中等部長だった著者が、中学生に向けて哲学を語る本。哲学とは哲学者のためのものではない。それは歌がプロの歌手のためのものでは無いのと同様である。常識のような当たり前と考えられていることを、不思議に思い、「なぜ」と問うことが哲学のはじまりなのだ。そう言った意味で、哲学は「アウトサイダー」=外部の眼を持つ必要がある。ところで、慶應義塾では「自由」を尊ぶそうだが、著者の言う自由は厳しいものである。それは本能に従わずに、また世間のメガネで世界を眺めるのではなく、自己決定しなくてはならないのだ。2025/04/20

きのみ

1
わたしからすればくどいなぁと思ったけど、中学生にはウケるんだろうか。一応、紹介しよう。2014/05/26

芸術家くーまん843

1
「どうして勉強しなきゃいけないの?」「なぜスカートの丈を短くしたら叱られるの?」「『いじめ』はなくならないの?」「僕らの生きている『世界』って?」「『死ぬ』のはどういうこと?」中学生諸君!テツガクシャ校長が一緒に考えます。2013/03/18

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