出版社内容情報
『絶望の国の幸福な若者たち』を超える待望の新刊! 「僕の働き方」から「日本人の働き方」まで、徹底的に取材し調べて考える!上場はしない。
社員は三人から増やさない。
社員全員が同じマンションの別の部屋に住む。
お互いがそれぞれの家の鍵を持ち合っている。
誰かが死んだ時点で会社は解散する。
僕は今、そんな会社で働いている。
社長は「会社」というよりも「ファミリー」という言葉を好む。
社長と言っても今27歳である僕の一学年上なので、まだ29歳である。
顔は高校生のような童顔。
低めの身長に太めの胴体。
名前は――
(本書より)
「いい学校、いい会社、いい人生」というモデルから
「降りた」若き起業家たち。
自らもその一員である古市憲寿が、徹底的にそのリアルに迫る。
「G2」に発表されて大反響を呼んだルポルタージュをふまえ、
「起業」や「ノマド」を礼賛するくせに自営業者が減少し続ける
日本社会における「起業」の本当の意味を探る。
誰もなしえなかった起業家研究&ルポ、ここに登場!
おなじみ巻末特別対談も収録、登場するのは
「会社といえばこの人」といえる、あの超有名人!
第一章 僕たちのゼント
第二章 東京ガールズコレクションの正体
第三章 俳優はなぜ映画を撮ったのか
第四章 つながる起業家たち
第五章 起業家って言うな!
第六章 日本人はこうやって働いてきた
第七章 あきらめきれない若者たち
第八章 僕たちの前途
補章 世代と次元を超える特別対談2本立て
島耕作(テコット代表取締役社長)
田原聡一朗(ジャーナリスト)
古市 憲寿[フルイチ ノリトシ]
著・文・その他
内容説明
「下流でもなく、ホリエモンでもなく」。あるいは「草食でもなく、肉食でもなく」。若き起業家たちの生態系に飛び込んで、幸福な若者たちの「働く」意味を考える。『絶望の国の幸福な若者たち』を超える、渾身の労働社会学論考。
目次
第1章 僕たちのゼント
第2章 東京ガールズコレクションの正体
第3章 俳優はなぜ映画を撮ったのか
第4章 つながる起業家たち
第5章 起業家って言うな!
第6章 日本人はこうやって働いてきた
第7章 あきらめきれない若者たち
第8章 僕たちの前途
補章1 島耕作社長、働くのって楽しいですか?
補章2 ホリエモンとあなたはどう違うの?
著者等紹介
古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。大学院で若者とコミュニティについての研究を進めるかたわら、有限会社ゼントでマーケティング、IT戦略立案等に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒデミン@もも