動じない心―「曇り」を磨き、「心」を鍛える、「山伏」力

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062180337
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生と死の極限の中で得た、山伏である宮城泰年の教えは、人としての小ささ、人間の弱き心理への克服を教えてくれる。宮城泰年が門主を務める、京都 聖護院門跡は、本山修験宗「山伏」の総本山であり、宮城泰年は「山伏」修験の第一人者でもあります。
過酷な修験を積まれてきた、宮城泰年の智慧や教えは、従来の大僧正の教えとはかなり異なります。一言でいえば過激であり厳しくもあります。「修験道」を普通の人が極めるにはかなりの危険が伴います。生と死という極限の中で得た宮城泰年の教えは、人としてのこだわりの小ささ、人間の弱き心理への克服です。
従来の大僧正とは違った観点でとらえる信仰と教えは非常に興味深く、わかりやすいものでもあります。

序章   「山伏」とは
第1章  修験道からまなぶこと
第2章  自らを鍛え、五感を養う
第3章  こだわりを捨てる
第4章  心理を知る
  
終章   実践 「山伏・修験道


宮城 泰年[ミヤギ タイネン]
著・文・その他

内容説明

生きることの根本は「受容」である。受け容れてくれる人がいない社会。「向き合い」、「一体となり」、「呼吸を合わせ」、人を丸ごと受け入れる。最強の「山伏」が「修験」の教えを説く初の書き下ろし。

目次

第1章 身体を通して心に入る(山伏と医者;「体験」とは五感を使うこと ほか)
第2章 葬って、生まれ変わる(「死ぬ」は「生きる」;山伏の出で立ち ほか)
第3章 向き合い、そして受容する(「向き合う」ということ;顔が見える仕事を ほか)
第4章 再生の喜び(「智目行足」を学ぶ;魚が早く腐るのは ほか)

著者等紹介

宮城泰年[ミヤギタイネン]
京都聖護院門跡第52世門主。1931年(昭和6年)、京都市生まれ。龍谷大学文学部卒業。新聞記者を経て、25歳で聖護院に勤務。執事長、宗務総長などを歴任し、2007(平成19年)、聖護院門跡第五十二世門主に就任。熱心な反戦平和活動でも知られ、日本宗教者平和協議会代表委員、龍谷大学客員教授も務める。京都仏教会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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尾原道場

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山伏の修行についてなるほどと納得。「将来私達を救う人になってもらいたいからお世話をしている。」至言。2013/05/28

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