出版社内容情報
自分ひとりで弁当をつくったら、いろんなことが見えてきた! 「弁当の日」に挑戦した校長先生と子どもたちの“いのちの授業”。いま全国の小・中学校や高校にまで広がっている「弁当の日」を知っていますか?
親は手伝わず、子どもたちが自分でつくった弁当を持って登校する日のことで、2001年に香川県の滝宮小学校で始まり、いまでは全国47都道府県の約1000校で実践されています。
自分で献立を考え、材料の買い出しから調理、弁当箱詰め、後かたづけまで「ひとり」でこなしてつくる。
そんな弁当づくりの体験をつうじて、子どもたちは自己を肯定し、親への感謝の気持ちを持ち、食べ物と命の大切さに気づきはじめます??。
竹下 和男[タケシタ カズオ]
著・文・その他
内容説明
2001年に香川県の小学校で始まった「弁当の日」の取り組みが、いま全国にひろがっています。自分で献立を考え、材料の買い出しから調理、弁踏箱詰め、後かたづけまで「ひとり」でこなしてつくる。そんな弁当づくりの体験をつうじて、子どもたちは自信を持ち、親への感謝の気持ちを抱き、食べ物と命の大切さに気づいていきます―。小学上級から。
目次
第1章 「弁当の日」が生まれた日(兄と妹の「弁当の日」(一期生と四期生の母 日詰尚美))
第2章 「見て、見て」おれの弁当!わたしの弁当!(自炊の日々(一期生 森佑樹)
「弁当の日」―十年の歴史(一期生 大林葵))
第3章 弁当の「向こう側」(「弁当の日」の子どもと母親(四期生の母 渡邉久美子))
第4章 ひろがる「弁当の日」
著者等紹介
竹下和男[タケシタカズオ]
1949年、香川県生まれ。香川大学教育学部卒業。28年におよぶ小中教員・教育行政職を経て、2000年に綾南町(現・綾川町)立滝宮小学校校長に就任。同校で子どもだけで弁当をつくる「弁当の日」を開始。この食育実践で、2003年に「地域に根ざした食育コンクール」最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞。同年から国分寺中学校校長、2008年から綾上中学校校長を務め、2010年3月に定年退職。現在は「弁当の日」を全国にひろげるために、精力的に講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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