出版社内容情報
これを読めば、悩むのも楽しくなる! 鬱病が蔓延する中、心理学の専門家が渾身で説く「幸せと成功をもたらす悩む技術」の実践書。
とにかく人というのは「悩む生き物」である。
仕事上の悩みはもちろんのこと、家庭の悩み、恋の悩み、お金の悩み、健康の悩み、老後の悩みとそのタネは尽きない。人は寝ている間も夢や無意識レベルで悩みに対処しているというデータをもあるぐらいだから、1日24時間、365日、生まれてから死ぬまでずっと悩んでいると言っても過言ではない。
つまり、「悩みたくない」「悩みをなくしたい」と人は思っているがそれはムリだ。大富豪であろうが、超人気アイドルであろうが、みんな必ず悩んでいる。目指すべき発想は「悩まないこと」ではなく、「幸せや成功につながる悩み方=悩む力」を手に入れることなのである。「悩み」こそ成功や成長、幸せの種なのである。
そこで本書では、同テーマに関して日々有名企業で研修を行っている心理学博士である著者が、わかりやすく実践的に「悩む力」を身につける術(すべ)を紹介する。哲学でもエッセイでもカウンセリングでもない、悩みに関する画期的なメッソドガイドブック!
●はじめに
1万件以上の悩み相談/悩みにはパターンとメカニズムがある/恋愛相談にもっとも多いメカニズム/エリート学生の悩み/最近の「仕事の悩み」の変化/悩みの数を減らす方法/「悩み」を活用するという考え方
●第1章 受け身で悩むな、アグレッシブに悩め!
悩みはなくならない。だからなくさなくていい/問題はどう悩むか/悩みはもともと危機回避のプログラム/ただ苦しむ人と悩みをパワーに変える人/ストレスは心の筋トレ/「ビビり」は精神集中に必須/向上心があるから悩む/漠然と悩むな e.t.s.
●第2章 悪い「悩みグセ」に今すぐ気づこう
悩み方にもクセがある/親やメディアの悲観クセに染まるな/10の悪い悩みグセ(今すぐ解決しようとする)(なんでも極端に考えてしまう)(見たいものしか見ない)(他人と自分を比較する)(過去に縛られている)……/共通する「悩みの公式」/悩みクセは変えられる
●第3章 「結果を出す」悩み方
悩むことで満足する人/何もしたくないから悩む/感情を押し殺して悩め/「がんばろう!」は感情論/冷静に課題をこなす/「でも」ですべてがダメになる/「どうしよう?」ではなく「何ができる?」/低いハードルから跳べ/とにかく行動する/締め切りを小刻みしてとにかく実行/ハンバーグの作り方で悩んでみる/悩むときは背筋を伸ばす
●第4章 考えない技術
悩みの多くは考え過ぎ/考え過ぎの自分をジャッジしない/夜に考えるな/自信なんかいらない/他人の言葉に打ちのめされない方法/悩んだら笑え/ときには「最悪」を考える
●
内容説明
実践的に「悩む力」が身につく!哲学でもカウンセリングでもない、悩みに関する画期的なメソッドガイド本。だから、仕事、就活、恋愛、人間・家族関係、子供や部下の教育、生活不安に効く。
目次
第1章 「悩む技術」の基礎知識―「脳内会話」と「悩みグセ」について知る!
第2章 正しく悩むための第一歩―「悪い悩みグセ」を矯正しよう!
第3章 「悩み」に対していかに構えるか―「生産的に悩む技術・基礎篇」をマスターしよう!
第4章 結果が出る!出口が見える!―「生産的に悩む技術・応用篇」をマスターしよう!
第5章 すっきり、ラクになれる!―「考えない技術」をマスターしよう!
第6章 巷の常識をくつがえす!―「悩む技術」のウソとホント
第7章 アナタはけっしてひとりではない!―「相談する技術」をマスターしよう!
著者等紹介
伊東明[イトウアキラ]
心理学者(博士)。株式会社東京心理コンサルティング代表取締役社長。早稲田大学卒業後、NTT勤務を経て、慶應義塾大学大学院にて博士号を取得。「理論と実践」の両者を重視した企業研修やコンサルティング活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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