こんちき号北極探検記―ホッキョクグマを求めて3000キロ

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こんちき号北極探検記―ホッキョクグマを求めて3000キロ

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062178099
  • NDC分類 297.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

絵本作家・あべ弘士が北極をゆく! ホッキョクグマ、セイウチ、シロイルカ……元旭山動物園飼育係の目で見たユニークな北極絵日誌。絵本作家のあべ弘士さんは、昨年、念願の北極旅行を体験。北緯79度の北極圏に浮かぶスヴァールバル諸島(ノルウェー)を中心にした、約4週間のヨットでの旅です。25年間、旭山動物園で飼育係としてさまざまな動物と関わり続けてきた動物のスペシャリストとして、あべさんはホッキョクグマ、セイウチ、アザラシ、ホッキョクギツネ、さまざまな鳥類など、たくさんの野生動物たちを氷河の合間を縫いながら観察しました。
その内容をつぶさに記録した航海絵日誌を元にできたのが、この探検記。絵本作家であるあべさんに「これまでとは自身の絵が変わった」と言わしめたほどの強烈な北極体験が、臨場感に富んだスケッチやユーモア溢れる文章で日々記録されています。数年前のクジラを食べるホッキョクグマ、60万羽のハシブトウミガラスの大コロニー、焼き芋のようにころがるアザラシ、4万年前の空気の音、判じ物のような雪渓、ゆかいなクルーたち……野性動物はもちろん、人間や、厳しい自然に囲まれた土地など、ありとあらゆるところに、あべさんの観察眼は注がれます。
地球温暖化の影響を最も端的にうけるという北極。絶滅も危惧される動物たちのいまの様子がリアルに伝わるこの探検記で、冒険の楽しさはもちろん、生きものに対する驚異と尊敬を感じとっていただければと思います。
登場する生き物は、ホッキョクグマ、アザラシ、セイウチ、ホッキョクギツネ、スヴァールバルトナカイ、ミンククジラ、シロイルカ、クリオネ、ヒメウミスズメ、ニシツノメドリ、ハシブトウミガラズなど。
小学5年生以上漢字にルビ

はじめに/北極へ、いざ!/街に着く。すぐバーへ/予定航路をいちおう決めておこう/こんちき号隊員、ここに集う/1か月分だ、たくさん買うぞー! しかし……/いざ、こんちき号出航!/こんちき号とは/こんちき号の船内/北極の海に、とうとう繰り出した/北極の景色/人? 動物? 一度見えだしたら止まらない雪渓模様/いよいよ初めての上陸だ シロクマに会えるかな?/北極の夏至とは、どんなんだろう/ついにシロクマの聖地に入る/首が長かったシロクマのシルエット/白夜の強い光を受けて、青く美しいシロクマの影/2年前に死んだクジラを食べる/アゴヒゲアザラシのヒゲって、こんなにもフサフサだったんだ/くるくるぱっちんしたい!/「お休み処」の暖簾がかかった氷がやってきた/孤島の「温暖化研究所」に1組の博士がいた 夫婦ではないという/ベルーガだ!/嵐の中を進む船長たち、本領発揮ではしゃぎまわる われらゲロゲロ そして北緯80度をこえた/好奇心旺盛なセイウチたくさんやってきた/われわれはこの島のことを「悪の十字架島」と名づけた/ハシブトウミガラスに導かれてゆく手になにかが待っている/酒の肴/一夜明け、「氷の鏡」に昨日の興奮が映っているようで……気分がいいなあ/またまたあざらし見っけ!/上陸するのは楽しいものだ。ついでに運動もしよう/氷にはばまれ進路変更。それは北極点まで続いていた/トイレにて/モヘン島へ。どんな島なのか名前からしてヘンな島だろう/クリオネを海中採取する。酢の物で食べたくなる/クルーたちはいいやつだ/シロクマはひとりで岩の上にいた/モナコ大氷河の奥へ入る/夏羽のアビに魅せられる。美人だ/酒の話その1/見えない岸に向かって海峡を泳ぐシロクマ/クジラについて考えてみる/でかい! ナガスクジラだ/地球のてっぺんで寝返りをうった/極地対応/退屈について考えた/シロクマの殺戮現場を見る。被害者はアザラシか?/大氷河は女神のようだった/ワモンアザラシたくさん登場/酒の話その2/よっ! 氷河屋!?/トナカイうんこ峠/アザラシが小さい氷に乗るわけは?/ひと月前に見た岬に戻ってきた/「嵐の海はこりごりだ」と私たち「嵐を待ってたぜ!」と船長/よからぬ企てでロングヤービエンに一時寄港/絵描きの旅も終わりに近づく/最後のコロニーを歩く/帰還、そしてこんちき号との別れ/あとがきにかえて


あべ 弘士[アベ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

餌を求めて遠泳するホッキョクグマ、60万羽のウミガラス、4万年前の空気の音…。厳寒地に生きる野生の動物たちの、ほんものの「いのち」の姿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

honyomuhito

56
暑過ぎて、酒飲みたちが北極探検する本を優先的に読んでしまった。気分だけだが、結構涼しくなった。下手と下手ウマでの間で言うと、どう見ても下手寄りに見える絵で綴られる北極探検記。 なんでこれがシロクマに見えるのかわからない、ミミズの、のたうったような線。が、ちゃんと母シロクマと子シロクマに見えるのだ。画材は、鉛筆3本、色鉛筆1本、シャープペン1本、シャープペンの芯1箱、ボールペン2本、 https://chirakattahondana.com/こんちき号北極探検記-ホッキョクグマを求めて3000/2018/07/18

mntmt

25
おもしろかった!絵本作家のあべ弘士さんが北極の海をヨットで探検します。日記のようで、エッセイのようでもある。ユーモアもある。出会ったシロクマやセイウチ、鳥のスケッチも素晴らしい。氷山や山の絵も迫力ある。旅の仲間も個性的です。日本人8人がほとんど酒飲みなのには、笑えた。あべ弘士さん、また、どこか探検に行って、本を出してくれないかなあ。2015/07/24

ぐっち

22
【冒険研究所書店選書】「あらしのよるに」のあべ弘士さん。「どうぶつえんガイド」も、息子が小さいころ何度も一緒に読んだけど、北極に行かれてたとは知らなかった!1カ月にわたるこんちき号での旅、出会った動物や景色のスケッチ。表情豊かで楽しい!ご本人たちは飲んだくれていて楽しそう。特にハシブトウミガラスの大岩壁が良かったです。自分も一緒に旅に行った気になる本です。2022/12/24

風眠

19
旭川在住の絵本作家・あべ弘士さんが、北極を旅した記録帖みたいな本。その日食べたもの、冒険クルーの仲間たちのこと、ヨット生活でのあれこれなど、あべさんのイラストとともに綴られている。北極の氷壁に映る影や雪が動物に見えたり、シロクマやアザラシなどの動物たちの様子にアテレコしたり、小さな子どものようなあべさんの感性にクスクスって笑いたくなる。最後の「冒険ははじめてだからいいのだ、だからもう二度と行かない」という言葉が印象に残った。そう、そうだよね、なるほど~、ってね。2012/09/28

ぱせり

14
それにしても、北極。こんなに簡単にほいっと行けるのか。ほいっと、と思ったのは、アムンゼンなんかを思いだしているからだ。命知らずの猛者たちが決死の覚悟で挑む、闇と氷の世界ではないのか。あべ弘士さんを通して見る北極はなんだかイメージがちがう。なんて賑やかなんだろう。北極はこんなにも命の活気に満ちた世界だった。 2012/11/01

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