出版社内容情報
戦うためだけに生まれてきた少女たち。生きにくい世界の底で繰り広げる究極の「戦い」、そして「恋」を上遠野浩平が描く!
「こういうものを描くために作家をやっているんだろう」--上遠野浩平
「ブギーポップ」、「事件」シリーズ、『私と悪魔の100の問答』の人気作家が渾身の力で描く「戦い」と「恋」の物語!
裏から世界を支配する「統和機構」が製造した戦闘用合成人間の琥依。
世界を根本から変えることができる能力を持つ危険人物の古猟邦夫。
命を狙う少女と狙われた男が巡りあい、恋が生まれた。
だが組織の命令に逆らうことなど、琥依に許されるはずもない。
「戦い」を運命づけられた少女を待ち受けるのは幸せか、それとも破滅か?
「そう、これは一目惚れの話よ。陳腐で俗っぽい、おもちゃみたいに幼稚な連中が如何にして、突発的な気持ちに振り回されて、何を押しつけられて、何を捨てさせられるかっていう、そういう話――」
ゴリアテに生き甲斐はない パート1 Goliathee Live In Vain Part1
ポルシェ式ヤークト・ティーガー Jagdtiger (Porsche Laufwerk)
すずめばちがサヨナラというとき When Hornet Says LEB’WOHL
オルガンのバランス Organ’s Balance
鼠 MAUS
ヘンシェル型ケーニッヒス・ティーガー The King Tiger
ゴリアテに生き甲斐はない パート2 Goliathee Live In Vain Part2
あとがき――無限軌道が踏むものは
【著者紹介】
1968年生まれ。
1997年『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞、1998年に同作でデビュー。
この「ブギーポップ」シリーズは若者を中心に多くの熱狂的ファンを獲得した。
'90年代以降の日本を読み解く上で最も重要な作家の一人である。
主な著書に『殺竜事件』をはじめとした「事件」シリーズ、『酸素は鏡に映らない』(講談社ノベルス)、『私と悪魔の100の問答』(講談社創業100周年記念出版)などがある。
内容説明
裏から世界を支配する「統和機構」が製造した戦闘用合成人間の琥依。世界を根本から変えることができる能力を持つ危険人物の古猟邦夫。命を狙う少女と狙われた男が巡りあい、恋が生まれた。だが組織の命令に逆らうことなど、琥衣に許されるはずもない。「戦い」を運命づけられた少女を待ち受けるのは幸せか、それとも破滅か。
著者等紹介
上遠野浩平[カドノコウヘイ]
1968年生まれ。1997年『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞、1998年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とら
エンブレムT
寂しがり屋の狼さん
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
眠る山猫屋