情報以前の知的作法―踊らされるな、自ら踊れ

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情報以前の知的作法―踊らされるな、自ら踊れ

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062177504
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

名門予備校のカリスマ教師による「頭脳を最高の状態」に整えておくコツ。「聞く」「読む」「変わる」の三段階で社会人生活に自信が。

これは、有名予備校のカリスマ教師が書いた、参考書以外の初めての本である。
TwitterやFacebook全盛の今日、情報に踊らされているとしか思えない若者が増えている。
そこで、「踊らされない」ためにはどうすればいいか、情報入手以前における自分の鍛え方を、提示していくのが本書である。情報をうまく受信し、対象を理解し、自分のリズムで動き始めること。最新の脳科学の成果を取り入れながら、本来の体のリズムにあった勉強法を「聞く」「読む」「変わる」の三つの視点から説いていく。

【著者紹介】
1963年1月11日東京生まれ。神戸育ち。甲陽学院中学、高校を経て京都大学経済学部入学、文学部に転部。1985年文学部アメリカ文学科卒業。
1987年から名門予備校講師になり、現在に至る。執筆参考書多数、中でも「ポレポレ英文読解プロセス」は発行後18年間「上位受験生のバイブル」として売れ続けている。東京で生活していると呼吸が浅くなることを実感し平成7年に野鳥の森のある軽井沢に移住。長くカリスマ予備校講師と称されてきたが、近年ようやく外に視線を向ける必然性にせまられ、まずはツイッター、ブログなどを通じて社会に働きかけようとし始めている。

内容説明

カリスマ予備校講師が語る、騙されないために、鍛えるのは、頭脳より姿勢。聞く、読む、変わる。当たり前の中にこそ、生活を豊かにするヒントが。

目次

踊らされるな、自ら踊れ
第1部 聞く・読む・変わる(聞く作法;読む理由;読む作法;変わる作法―受信から発信へ)
第2部 情報以前の知的作法(雪かきの「教え」;出発点は「楽しめる力」;日本人のしつけを考える;「待つ力」を鍛える ほか)
第3部 自ら踊る日々の断片集

著者等紹介

西きょうじ[ニシキョウジ]
1963年1月11日東京都生まれ。京都大学卒業後、2年間のブランクを経て1987年から予備校講師になり、現在に至る。執筆参考書多数。1995年に野鳥の森のある軽井沢に移住。現在は講演会活動や被災地での紙芝居プロジェクトなど、活動は予備校業界の枠を超え多岐にわたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

34
題名をはじめ、筆者の箴言が溢れています。情報に踊らされてしまわないためには不必要に我慢や選択や決意をせず、どうでもいいことはルーティンに委ねる。人の話を聞く耳を持つ。知識や意識は役立たない。総合的な直感だけがより良い動きに導いてくれる。対象と時間をかけて向き合い、五感を使い受け取る。相対化が徹底された現代社会の悲劇。読書で自分の中の重層性に気づく。起きることは受け入れて、目の前にあるするべきことをする。いつかわかる日までわからなさを留めておく。強いものが生き残るのではなく、変化しうるものが生き残る。2017/10/11

砂王

7
相対化の徹底、短絡思考の弊害について、うまくまとまっていると思う。考えることにとても比重を置いている方で、共感できた。この本読んだほうがいいと思いますよ。2016/07/03

Tenouji

5
「ポレポレ英文読解プロセス50」の著者の方だったんですね。お世話になりました。非常に共感できる内容。反論に対しても丁寧に話を進めているところが、良くある内容と一線を画す。現実を直視せず、自らを正当化する、行動を批判している。ありえない、考えなくてよい、不安のない世界を望むことも同じ。つまるところ、現実を直視し、解決に向けて自ら行動を起こす。そのために、知性と勇気を使うべきだと。2015/08/22

mochizo

5
私も昔予備校時代に、著者に英語習いました。この人は90分のうち出だしの30分程度雑談してから始まるのが、彼の講義のスタイルなのですがその時の雑談でも感化される内容は多々ありました。その時の思い出が蘇るような本ですね。彼を知っている人も知らない人も是非読んでみてください。超訳すると「自ら考えろ」という事でしょうかね。こんな情報過剰時代だからこそ自ら考える事をもっと大事にするべきという事ですかね。2015/06/16

ユビサキ

5
結局、当たり前のことをいかに認識するかですね。受験生は第二部の13章を読むと良いかも。ブログからの抜粋で以前読んだことが載ってたのは少し残念。「所詮、予備校講師だから」みたいに言って、対象を蔑んで学ぶことを放棄するのはもったいない。良い本でした。  確かに私にとっては、今日の食いぶちを確実に自分の力で稼げることが先行することだよなぁ… 頑張ろう2012/09/22

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