出版社内容情報
愛を撮る写真家、ハービー・山口が東日本大震災被災地へ。復興に向け、逞しく生きる人々のポートレート。この写真集が教えてくれることは、とてもシンプルだ。「生きてる、って素晴らしい。」――小山薫堂
なんと礼儀正しく、強い人々なのだろう。そうした東北の精神性を人間の誇りとして、世界に発信すべきだと強く思った。――(ハービー・山口)
ハービー・山口[ハービー ヤマグチ]
著・文・その他
著者等紹介
ハービー・山口[ハービーヤマグチ]
1950年東京都出身。1973年東京経済大学卒業後渡英。10年間の滞在中、劇団に入り役者として100回の舞台を踏み、パンクロックからニューウエーブに移行する最もエキサイティングな時代に遭遇する。そうした中で撮影したロンドンの写真が高い評価を受け、写真家としての礎を築いた。写真のほか、エッセイ執筆、ラジオやテレビでのパーソナリティー、さらにはギタリスト布袋寅泰のアルバム『ギタリズム』には作詞家として参加している。2011年度、日本写真協会賞作家賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケロコ
15
【図書館】写真展をやっているということで何冊か眺める程度に読了。写真家ってすごい。震災復興の人の力を笑顔で表現している。その笑顔には希望や願いが込められているように感じた。辛く悲しい思いを閉じ込めて前に進もうという意志が現れていた。なんだが切なかったなぁ。2019/05/22
のし
4
大きな意味のある写真だと思います。映像でみることが一番効果がある。文字以上に色々伝わりました。2012/09/21
shimadzu
4
写真集なので読書とは言えないが、心打たれた一冊なので登録しておきたい。2012/06/29
ぃり
1
辛いことがあったことでもカメラを撮る時笑顔になってくれる 残るものが悲しみであってはいけない2017/07/22
tata
0
★★★★☆ ハービー山口先生は本当に人を撮るのがすごいな。下に書いてあるコメントは震災で受けたダメージを物語っているのにまた違った顔であったりする。 やっぱりすごいなぁ。2016/10/01