出版社内容情報
落ちこぼれ高校球児は、夏の高校野球全国大会開会の前日、復讐の場所に選んだ深夜の甲子園球場で、信じられない光景に遭遇する。
子供の頃から打ち込んだ野球だけが自分の存在証明だった。しかし高校を中退した雪彦は15歳で人生に行き詰る。雪彦は甲子園球場の整備のアルバイトをしながら、自分の将来を奪った男に復讐を考える。夏の高校野球全国大会開会式の前夜、男を呼び出したグラウンドでは信じられない光景が。甲子園球場がなぜ野球の聖地と呼ばれるのか。野球を愛する人々の姿が、世代を超えた感動を呼ぶ、書下ろし長編小説。
【著者紹介】
1964年大阪市生まれ。帝塚山学院短期大学を卒業後、証券会社勤務などを経て、85年に「独楽」で第6回コバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー。主な作品に、『惚れたが悪いか』『色ざんげ』『ココデハナイドコカ』『恋ひらり』『あんたのバラード』『家族善哉』『恋って恥ずかしい』『マイルストーン恋の傷』など。エッセイには、『せずには帰れない』『家ではしたくない』『犬がいるから大丈夫』『「品格バカ」が多すぎる」『「不道徳」恋愛講座』『今度こそ好きといおう』など。近著に書下ろし小説『愛されなさい』がある。
著者等紹介
島村洋子[シマムラヨウコ]
1964年大阪市生まれ。帝塚山学院短期大学を卒業後、証券会社勤務などを経て、85年に「独楽」で第6回コバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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