ショートスカート・ガール

加藤 眞男【著】

講談社（2012/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 230p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062176033
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

弁護士・添野は臼井あさみという女性に１５年前に自分を盗撮した犯人を訴えたい、と相談を受ける。その後、消息を絶った彼女は…。

横浜の弁護士・添野のもとを臼井あさぎという女性が相談に訪れた。15年前に駅で自分のスカートの中を盗撮した犯人が、今判ったので訴えたいという。添野は時効だし、当時は盗撮を犯罪とする法律もなかった、とあきらめるように諭して帰した。その後あさぎは消息をたつ。それから３週間後、朝の電車内で痴漢騒ぎが起きた。痴漢は被害者に腕を掴まれ、大怪我をしたという。過剰防衛とされ、警察に拘留された被害者女性は添野を弁護人に選任する。被害者は臼井あさぎその人であり、その後事件は意外な展開をみせる－－！

【著者紹介】
1974年青山学院大学卒業後に徳間音楽工業に入社。
1995年株式会社ウェンティ設立。本作「ショートスカート・ガール」が2011年本格ミステリー「ベテラン新人」発掘プロジェクトの受賞作に。

内容説明

横浜の弁護士・添野のもと、臼井あさぎという女性が相談に訪れた。１５年前、駅で自分のスカートの中を盗撮した犯人が判ったので訴えたいという。添野は当時は盗撮を犯罪とする法律もなかった、とあきらめるように諭して彼女を帰す。それから３週間後女性が痴漢の腕を掴みあげ、犯人が大怪我をするという事件が！過剰防衛とされ、警察に勾留された女性は添野を弁護人に選任する。被害者はなんと臼井あさぎであり、その後事件は意外な展開をみせる…。島田荘司選、ベテラン新人発掘プロジェクト受賞作。

著者等紹介

加藤眞男［カトウマサオ］
昭和４９年青山学院大学卒業後に徳間音楽工業に入社。現在さいたま市で和装品店を経営。『ショートスカート・ガール』で本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[devil]

知らずにきっかけを作った人間を責めることが出来ないかあ。 中々複雑な舞台を何となく明るく？見せてくれたので楽しめました。 中身はドロドロですけどね

2020/10/21

[Japan Alex]

臼井あさぎのスカートが７センチ短かったから起こってしまった痴漢事件。 普通のスーツだったら、添野弁護士も弁護士になれなかったかもしれない。栗原瑞穂が吉岡教授に仕返ししてることはわかったが、最後の告白は、凄いどんでん返しだった。 なんとなくスッキリしない気がする

2019/10/27

[あっこ]

痴漢から殺人に至った経緯の裁判のミステリー。最後の告白にはびっくり。富田さん心境はどうだったんだろう？ちょっと纏まりすぎを感じます。再読はないです。

2014/07/12

[K]

単なる痴漢を扱った事件と思いきや凄いどんでん返し！女の愛と恨みは怖い…。

2013/12/15

[saifu]

「リーガル・ハイ」を観終えた後で法廷ものが読みたくて手に取ったがまずまずの出来。

2013/02/07