講談社・文学の扉
狼ばば様の話

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062174886
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

狼と山の神様に会いにいかなくちゃ。スキー場に泊まっている瞳子が狼と神様のお湯をいただきに!?昔話の世界を冒険する、ふしぎなふしぎな物語。小学中級から。

著者等紹介

柏葉幸子[カシワバサチコ]
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』で第45回産経児童出版文化賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』で第54回産経児童出版文化賞を受賞。『つづきの図書館』で第59回小学館児童出版文化賞を受賞

安藤貴代子[アンドウキヨコ]
1971年、神奈川県生まれ。女子美術短期大学卒業。装画を描くコンペティションVol.8グランプリ受賞。第11回HBファイルコンペ特別賞受賞。『イラストレーション』誌、第141回ザ・チョイスで入選し、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

92
つた子先生シリーズ第3弾。話を重ねるごとに、面白くなっていく。昔話は架空の話ではなく、本当だった?!狼、雪女、雪男・・・。内容もハートウォーミングで、良かったよ。2014/07/28

がらくたどん

56
大学で各地の伝説を研究しているつた子おばあちゃんと好奇心旺盛な孫の瞳子ちゃんの不思議な冒険完結巻。ついにおばあちゃんの「不思議な友達」が明らかに!しかも今回は雪山。山里温泉に「友達」に会いに行くというおばあちゃんの言葉を聞き漏らす瞳子ではないのだ。勇んで一緒に行くが、お湯は出なくなるわ野犬はうろつくわ、あげくにおばあちゃんは出かけてしまい。冷たい風・不思議な足音・吹き込む雪・怖いものが来る!恨み過ぎると鬼になる。鬼になったら戻れない。だから心が凍える前にあの温泉に。頼れる者を見つけ出せる瞳子が素晴らしい♪2025/03/30

アルピニア

49
【柏葉幸子さん 読書会】シリーズ第三巻。瞳子は年末年始をつた子ばあちゃんと二人で山里温泉の宿で過ごす。その温泉がおばあちゃんの不思議な友達と何か関係があると思ったのだ。おばあちゃんが語ったスガの平の娘の話。そして温泉のお湯が出なくなって・・。今回も瞳子は重要な代役を果たすために狼ばば様と奔走する。神様や自然を敬う気持ちを忘れてしまった人間。でも瞳子はおばあちゃんからちゃんと引き継いだね。頼もしいな。とうとうつきとめたおばあちゃんの友達!瞳子はこれからきっと頑張ってスキーの練習をするのだろう( *´艸`)2018/12/28

anne@灯れ松明の火

29
瞳子シリーズ3作目。今、前作の感想を読み直したら、1は春、2は夏の話だった。どうして、秋を飛ばして、冬の話になっちゃったんだろう? 相変わらず無愛想なおばあちゃんだが、瞳子も慣れたもの。2人の関係がだんだん密になってきているのがわかり、何だかウレシイ。置いてきぼりかと思えば、ひょんなことから先回りになってしまい、大活躍の瞳子。良かったね! さて、次こそ、秋のお話かな? 楽しみだ♪2012/04/16

花林糖

20
シリーズ3作目。3作の中では一番好みでとても楽しく読めました。狼ばば様中心のお話が読みたいです。このシリーズ3冊のみなのが残念。2018/06/03

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