１億３０００万人の自然エネルギー

飯田 哲也【著】

講談社（2011/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 125p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062173490
• NDC分類 501.6
• Cコード C0060

出版社内容情報

やさしくて、やすらかで、ゆたかな未来へ。
原子力に替わるエネルギーを探そう、
急ぎ、かつ慎重に、そして大胆に。
太陽光、風力、水力、地熱、潮力、バイオマス、
スマートグリッドを組み合わせて、
100％自然エネルギーの実現に向かおう。
再生可能エネルギーと低エネルギー生活の教科書。

【目次】
・エネルギーを巡る世界の旅へ
・いまこそ、エネルギーをシフトするとき
・自然エネルギーは、もう原発以上に働いています
・メリットがあるから、世界で急増している
・賢い政策ができれば、もっと普及します
・日本の自然エネルギー、どうする？
・地域の人々とシェアするのが大切
・省エネ・創エネは新しいゆたかさの始まり



飯田 哲也［イイダ テツナリ］
著・文・その他

内容説明

やさしくて、やすらかで、ゆたかな未来へ。原子力に替わるエネルギーを探すこと、それも急ぎ、かつ慎重に、そして大胆に―太陽光、風力、水力、地熱、潮力、バイオマス、スマートグリッドを組み合わせて、１００％自然エネルギー社会に向かおう。

目次

エネルギーを巡る世界の旅へ
いまこそ、エネルギーをシフトするとき
自然エネルギーは、もう原発以上に働いています
メリットがあるから、世界で急増している
賢い政策ができれば、もっと普及します
日本の自然エネルギー、どうする？
地域の人々とシェアするのが大切
省エネ・創エネは新しいゆたかさの始まり
あとがき　わたしたちの、わたしたちによる、未来のためのエネルギー

著者等紹介

飯田哲也［イイダテツナリ］
１９５９年、山口県生まれ。京都大学原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。大手鉄鋼メーカー、電力関連研究機関で原子力Ｒ＆Ｄに従事した後に退職。現在、ＮＰＯ法人環境エネルギー政策研究所（ＩＳＥＰ）所長、総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、日本政府および東京都など地方自治体のエネルギー政策に大きな影響を与えている。国際的にも豊富なネットワークを持ち、２１世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークＲＥＮ２１理事、国際バイオマス協会理事、世界風力協会理事なども務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kubottar]

自然エネルギーに移行していくのかなあ？日本には原発利権があるからそうはたやすくなくならないだろうな

2012/02/05

[ゆず]

日本の自然エネルギーにまつわる現状と可能性、世界の国々との比較、これから進むべき方向がわかりやすくまとめられている。政府が原子力を容認し続け、抜本的な改革になかなか着手しない日本でも、地域での自然エネルギー導入の取り組みがあること、日本の自然エネルギーのポテンシャルの高さに驚き、希望を感じる。エネルギー転換が雇用を生み経済を活性化させることがここまで立証されていながらも施策が成されないのは、政治の怠慢じゃないのかな。ある程度知識がある人にはおそらく物足りないけれど、できるだけ多くの人に読んでほしい一冊。

2012/07/27

[odorusyounikai]

3.11後に読んだ本の中でも特にお勧めの一冊。単に自然エネルギーのあれとこれとを足してナンボという問題ではなく、私たちの生き方、考え方、地域や社会のあり方を変えていく「エネルギー・デモクラシー」が本質だということに気づかされる。大きな文字の部分だけ読めば１時間もかからない。読み終わったら20人の人に貸して回し読みして下さい。（図書館で借りて読んだのだが一冊注文したところ）

2012/04/20

[tako]

変化を嫌う日本人気質と原発利権がある限り、社会全体での自然エネルギーへの大きなシフトは難しいと感じた。けれど、個人レベルで自然エネルギーにシフトしたいと思う。退職後は、木こりをしつつ薪ストーブで暖をとる生活を送りたい。

2012/02/25

[ちいさな図書館]

自然エネルギーの可能性について、概要が掴める。イマイチぼんやりとしていた自然エネルギーというものが少し身近に感じられる。入門書としてもいいのでは。

2012/09/24