出版社内容情報
運命は、われわれの人生の半分を支配し、残りの半分をわれわれ自身にゆだねる
――マキャベリの言葉
誰でも人生のたびの途中で、ささいなことから深刻な悲劇まで、さまざまな苦難に見舞われる。
苦しみに押しつぶされそうな私たちに、外科医でありストレス緩和の第一人者である著者は言う。
「自分がおかれた状況に一喜一憂していると、状況の奴隷になり下がってしまう。
反応するのではなく、状況に対応すれば、自分で状況を作り出すことができるようになる」と。
絶対に「折れな心」をもつことなど、誰にもできない。
しかし私たちの心には、苦しみに耐え、風に揺らぐ枝のような「しなる力」がそなわっている。
今こそ、思い出そう。あなたは、あなたが思うより強いことを。
静謐で力強い20のエッセイ。脳と心のしくみ、体と心のつながりにも言及。
【目次】
*困難が「知らなかった力」を教えてくれる
*「コップの水の中」でおぼれない
*小さな火花を、大爆発につなげない
*不安なときは歩きつづける
*絶望に、ピンクの空気を
*わかってもらうために話し、わかろうとして耳を傾ける
*「弱い自分」をさらけ出す勇気
*怒りは理解を助け、苛立ちは目をふさぐ
*苦しみの底にいると、「苦しい」とさえ言えない
*「恨みの毒」の解毒剤
*困難が「知らなかった力」を教えてくれる
*「コップの水の中」でおぼれない
*小さな火花を、大爆発につなげない
*不安なときは歩きつづける
*絶望に、ピンクの空気を
*わかってもらうために話し、わかろうとして耳を傾ける
*「弱い自分」をさらけ出す勇気
*怒りは理解を助け、苛立ちは目をふさぐ
*苦しみの底にいると、「苦しい」とさえ言えない
*「恨みの毒」の解毒剤
内容説明
「折れない強さ」より、苦しみからよみがえる「しなる力」を備えよう。人生で直面するさまざまな困難や、想定外の難局において、いかに自らを機能させるか?外科医として、ストレス緩和の第一人者として、スペインの医師が綴る20のヒント。体と脳と心の仕組みにも言及。
目次
1 ストレスと心の力(答えを探す前に、質問を見つける;困難が「知らなかった力」を教えてくれる;「コップの水の中」でおぼれない;小さな火花を、大爆発につなげない;不安なときは歩きつづける ほか)
2 コミュニケーションと言葉の力(わかってもらうために話し、わかろうとして耳を傾ける;計算グセのある人の危険;「弱い自分」をさらけ出す勇気;過去で自分を縛らない;違いがなければ「水」は生まれない ほか)
著者等紹介
アロンソ=プッチ,マリオ[アロンソプッチ,マリオ][Alonso Puig,Mario]
医学博士。消化器系をはじめとする一般外科の執刀医として、25年以上のキャリアをもつ。ハーバード大学メディカルスクール外科フェロー。ニューヨーク科学アカデミーメンバー。ハーバード大学での専攻テーマは人間の知能。心身医学研究所でも学ぶ。ハーバード大学法学部、またマサチューセッツ工科大学でネゴシエーションを学んだ経験をもつ。ストレスが消化器系に与える悪影響についての研究から、脳の機能性に関する研究へとフィールドを広げ、デール・カーネギー研究所からコミュニケーション・人間関係における最高賞受賞
溝口美千子[ミゾグチミチコ]
愛知県立大学外国語学部スペイン学科卒業。在メキシコ日本企業、翻訳会社勤務を経て、現在は日本にてフリーランスで西日翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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