原爆投下は予告されていた―国民を見殺しにした帝国陸海軍の「犯罪」

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062171168
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昭和最大の闇にスポットを当てる大スクープアカデミー賞受賞ドキュメンタリー『原爆死』が描いた原爆投下直後に長崎に上陸した米軍捕虜救出部隊の謎、なぜ広島と長崎では高級将校の死がほとんどないのか?

内容説明

福島原発事故と原爆投下、2つの悲劇に隠された驚愕の真実!被爆直後の長崎に上陸した米軍捕虜救出部隊の証言、そして原爆投下を黙認した日本軍上層部の陰謀…「昭和史最大の闇」を東日本大震災が暴いた。

目次

序章 ある元陸軍二等兵の死
第1章 歴史から消された作戦命令
第2章 裏切りの軍部・広島
第3章 米英共同作戦の深き闇
第4章 慟哭の軍部・長崎
第5章 長崎上陸の捕虜救出部隊

著者等紹介

古川愛哲[フルカワアイテツ]
1949年、神奈川県に生まれる。歴史資料収集家。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻したあと放送作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星辺気楽

4
何度も見直す必要あり。日本の再軍備化。号令を出す人々は安泰。2016/08/22

︎💓ひかる💓

3
「原爆投下は予告されていた」 「被爆は爆撃を受けることで、被曝は放射能にさらされることである」私はこの違いを初めて知った。「軍隊の恥」「軍隊は点数制度」赤痢が明るみになったら点数が下がる恥になる!「市民を置き去りにして逃げ出した軍隊」 本当の事だったんだろうか?隠蔽工作が好きだったから疑ってしまう。目標!広島。小倉。長崎。2021/12/09

星辺気楽

3
この本に書かれたことが事実なら、今までの戦後の平和議論が覆えるほどの衝撃である。原爆犠牲者は戦争を終わらせるために仕方なかったとか言われるけれど日米ともその欺瞞は許せない。とくに日本の上層部はいかなるときも、国体(天皇)を守るためだけに国民を犠牲にしていった。サイパンにしろ沖縄にしろ満州にしろ、日本軍は決して国民を守らなかった。その事実を現在の日本国民はもっと知るべきだろう。2014/02/23

うめけろ

3
戦争関係の本は何冊か読んだことがあるので、想定内と言えば想定内なんだけど、それにしてもエグ過ぎる内容。日本なんて所詮その程度か、と、ちょっと落ち込みます。3.11と合わせて考証する部分もあり、日本って一体何なんだ、と思ってしまいます。でも、生きている僕たちが何とか変えていかないといけないんですねえ。関係ないけど、終戦から自分の誕生日までよりも、自分が生まれてからの方がとっくに長いんだなあ、と思うと、年寄りになった気分でした。2012/01/21

2
★★★☆☆ 数年前に読んだとしたら、事実関係についてはしっかり調べてあると思いつつも、著者の解釈についてはちょっと牽強付会っぽく感じたかも。でも今のご時世に読むと、「軍政ともに国民よりも己が大事」も、さもありなん感がひしひしと。図書館本。2017/05/03

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