出版社内容情報
圧倒的反響を得た、21世紀の青春小説 大学三年生の城山義元は、迫られる将来の選択に戸惑い、空を見上げていた。サークル、バイト、家族、恋、就活――10~20代を中心に共感と感動を得た、名作。
内容説明
一人暮らしのアパート、コンビニのアルバイトに軽音サークル。特に不自由はなく、不満も無い。就職活動を前に漠然と不安を感じていたからだろうか、大学三年生の城山義元は、空を見上げていた。「もはや上手い下手の次元ではない。奇跡の産物に思えた」物語の後半で、義元は感謝する。仲間に、片思いの相手に。老婆に、主婦に、すべての縁に感謝する。一〇〇〇ヘクトパスカルの空の下、せいいっぱい生きる人たちを描いた、唯一無二の青春小説。
著者等紹介
安藤祐介[アンドウユウスケ]
1977年生まれ。福岡県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。現在は公務員。『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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