出版社内容情報
Don’t trust under 40! 「大阪で生まれた詐欺師」4人が織りなす、ミドルエイジの青春小説が登場!
舞台は大阪。
主人公は4人の詐欺師。
「一発、やってこましたれ」
“ちゃんとした大人”になり損ねた彼らは
現役に復帰し
大阪市議会の実力議員を相手に、
奇想天外な詐欺を仕掛ける。
人間のリアリズムがあふれる街、大阪で繰り広げられる
「中年の青春小説」。
装画:森恒二
★在阪マスコミ、絶賛の嵐!
「大阪を代表する悪漢小説がついに生まれた。
カタギになれない4人のオッサンたちが愛おしい。
実際にいれば、こんな奴らには関わりたくないが、ぜひ取材してみたい。
中島らもの衣鉢を継ぐのはこの作者しかいない」
(日刊ゲンダイ大阪元記者 西埜隆文)
「罪を犯すことでしか、人との交わりで慰めを得ることができない。
純粋だけれど邪悪で、生きづらさを抱えた主人公たちは、
誰もに潜んでいる肯定も決別もできない分身だ」
(デイリースポーツ記者 中山伸治)
「吉本新喜劇のようなアホやなーと言ってしまいそうなオチでした。
大阪出身の作家さんだけあって、
大阪人独特の『転んでもただでは起きません』根性や底力を4人から感じました。
大阪らしい場所も沢山でてきて、想像しながら読んでて楽しかったです。
にしても、有りそうな話ですね~
っていうかノンフィクションですか!?」
(フリーカメラマン 谷口紀子)
「ヤタケタでヤニコイ人必読!
ヤタケタ、ヤニコイって何???という人は、迷わず読めよ、
読めばわかるさ!」
(デイリースポーツ・クオリティ 高橋亮)
【著者紹介】
堀田純司(ほった・じゅんじ、作家)
1969年、大阪府大阪市生まれ。
高校中退後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。
漫画編集者などを経て独立しフリーに。
ライターとしての著書に『スゴい雑誌』(講談社文庫)、『人とロボットの秘密』『ツンデレと僕とハイデガー』(講談社)、『自殺するなら引きこもれ』(光文社新書)ほか。
編集として『生協の白石さん』(講談社)ほかを手がける。
2010年、「作家が自分たちで作る日本で初めての電子書籍」『AiR』の編集人として話題を集める。
twitter@h_taj
内容説明
「俺はもう無理や。外側だけはおっさんになってしもたけど、ほんまのこというと中身はぜんぜんアカンねん」「俺もや。もうあとは、燃えることだけやりたいねん。どうなってもええ」負の情熱で腹をくくった大阪のオッサン4人がやらかす大型詐欺。ターゲットは市政の大物。大人にはどうしてもなりきれないが、ここで一発、大仕事をやってこましたれ。大阪に舞い降りたミドル・エイジの青春小説。
著者等紹介
堀田純司[ホッタジュンジ]
作家。高校中退後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。漫画編集者などを経て独立しフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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