オッサンフォー

電子版価格
¥1,430
  • 電書あり

オッサンフォー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062168656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

Don’t trust under 40! 「大阪で生まれた詐欺師」4人が織りなす、ミドルエイジの青春小説が登場!

舞台は大阪。
主人公は4人の詐欺師。

「一発、やってこましたれ」

“ちゃんとした大人”になり損ねた彼らは
現役に復帰し
大阪市議会の実力議員を相手に、
奇想天外な詐欺を仕掛ける。

人間のリアリズムがあふれる街、大阪で繰り広げられる
「中年の青春小説」。

装画:森恒二

★在阪マスコミ、絶賛の嵐!

「大阪を代表する悪漢小説がついに生まれた。
カタギになれない4人のオッサンたちが愛おしい。
実際にいれば、こんな奴らには関わりたくないが、ぜひ取材してみたい。
中島らもの衣鉢を継ぐのはこの作者しかいない」
(日刊ゲンダイ大阪元記者 西埜隆文)

「罪を犯すことでしか、人との交わりで慰めを得ることができない。
純粋だけれど邪悪で、生きづらさを抱えた主人公たちは、
誰もに潜んでいる肯定も決別もできない分身だ」
(デイリースポーツ記者 中山伸治)

「吉本新喜劇のようなアホやなーと言ってしまいそうなオチでした。
大阪出身の作家さんだけあって、
大阪人独特の『転んでもただでは起きません』根性や底力を4人から感じました。
大阪らしい場所も沢山でてきて、想像しながら読んでて楽しかったです。
にしても、有りそうな話ですね~
っていうかノンフィクションですか!?」
(フリーカメラマン 谷口紀子)

「ヤタケタでヤニコイ人必読!
ヤタケタ、ヤニコイって何???という人は、迷わず読めよ、
読めばわかるさ!」
(デイリースポーツ・クオリティ 高橋亮)

【著者紹介】
堀田純司(ほった・じゅんじ、作家)
1969年、大阪府大阪市生まれ。
高校中退後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。
漫画編集者などを経て独立しフリーに。
ライターとしての著書に『スゴい雑誌』(講談社文庫)、『人とロボットの秘密』『ツンデレと僕とハイデガー』(講談社)、『自殺するなら引きこもれ』(光文社新書)ほか。
編集として『生協の白石さん』(講談社)ほかを手がける。
2010年、「作家が自分たちで作る日本で初めての電子書籍」『AiR』の編集人として話題を集める。
twitter@h_taj

内容説明

「俺はもう無理や。外側だけはおっさんになってしもたけど、ほんまのこというと中身はぜんぜんアカンねん」「俺もや。もうあとは、燃えることだけやりたいねん。どうなってもええ」負の情熱で腹をくくった大阪のオッサン4人がやらかす大型詐欺。ターゲットは市政の大物。大人にはどうしてもなりきれないが、ここで一発、大仕事をやってこましたれ。大阪に舞い降りたミドル・エイジの青春小説。

著者等紹介

堀田純司[ホッタジュンジ]
作家。高校中退後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。漫画編集者などを経て独立しフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けえこ

5
表紙のイメージがぴったり過ぎる!こてこての大阪のピカレスクもの。 2019/07/17

どん

3
西成を中心に大正やら野田やら新世界やら大阪のディープな場所で、しょぼくれた40半ばの幼馴染みオッサン4人の詐欺師。入りこめる部分となかなか入りこめない部分が交ざりあっておもしろかった。2020/08/14

おやぶん

3
大阪の下町で育った40代の4人のおっさんの物語。 それぞれ個性的な4人の裏の顔は引退した詐欺師。 5年の時を経て彼らがまたある事件を計画する。 自分の知ってる舞台で知ってるであろう店が出てきたりして すごく親近感がわきながら読むことができました。 ただちょっと上手い事行き過ぎなのと やくざとのやりとりなどもうちょっと深堀してほしい と思わせる部分もありました。 続編出るかな?2013/01/25

おかむら

3
大阪のおっさん4人の詐欺話。題材は面白いのに文章がなんかへた。説明が多くて映画のシノプシスを読まされてるよう。残念至極。2012/11/06

k.yoshikawa

2
この本を見つけたのが、ちょうど三匹のおっさんを読んでるとき。今度は4人かい!っとおもって購入。コメディとして読んでも、詐欺師の活躍するミステリーとして読んでもあと一歩・・・。もう少し盛り上がりやひねりがほしい。2013/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5283647
  • ご注意事項