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王選手コーチ日誌 1962‐1969―一本足打法誕生の極意

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062163378
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

「情熱と忍耐」から生まれた世界初の打法。48年ぶりにその真実を公開する。

目次

特別寄稿 一本足打法と私(王貞治)
第1章 1962年(昭和37年)―一本足打法披露の年、初のホームラン王と打点王
第2章 1963年(昭和38年)―「ON砲」の呼び方登場。年間40本塁打の大台到達
第3章 1964年(昭和39年)―「王シフト」を克服し、本塁打日本記録55本達成
第4章 1965年(昭和40年)―巨人9連覇開始の年、最速の通算200本塁打
第5章 1966年(昭和41年)―敬遠四球が異常に増えるも、スランプ克服し二冠
第6章 1967年(昭和42年)―5年連続40本塁打、通算300本塁打達成
第7章 1968年(昭和43年)―初めての首位打者だが、最後で三冠逃す
第8章 1969年(昭和44年)―通算400本塁打達成、6年連続二冠獲得
あとがきにかえて 48年ぶりに「王選手コーチ日誌」を公開した理由

著者等紹介

荒川博[アラカワヒロシ]
1930年、東京都生まれ。1946年、早稲田実業学校に入学。1949年、早稲田大学商学部へ進学。1953年、毎日オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団。現役時は左の巧打者として鳴らした。1961年に引退後、1962年から1970年まで読売ジャイアンツ打撃コーチ。1973年途中からヤクルトアトムズの打撃コーチに就任し、1974年監督昇格。1976年5月、辞任。監督辞任後は、フジテレビや日本テレビで解説者をつとめ、現在はフリーの野球評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あふもん

2
王さんのどことなくストイックで武人な感じが漂っているのは、荒川イズムが流れているからなんだな。それにしても日誌という読物はとてもリアルだ。2011/01/24

Jun Shino

1
王が入団して4年目の1962年、川上監督は榎本喜八を育てた実績のある荒川博コーチを招聘した。まずはシャープに振れるように素振りから。バットが下から出る、始動がやや遅く内角球に差し込まれる、などの王の欠点に対応した練習、さらに武道の要素も注入した。紐で吊った新聞紙の短冊を真剣で切る練習もさせた。そして7月1日、当日のコーチ会議で「なんとか王を打たせろ」と言われた荒川は、一本足打法にバッティングフォームを変えるように指示、王はなんと爆発的に打ち始める。スターを育てた荒川の葛藤が分かる本。2020/07/12

19May

0
脚注、索引があれば尚良かった2011/04/19

したむろー

0
荒川博さんが、王選手と二人三脚で一本足打法を完成させた、その実践の過程を記したコーチ日記です。そして誤解を恐れずに言えば、コーチという立場でいかに指導しやる気を出させて結果を残させるかという試行錯誤の苦悩と喜び、そしてダイヤモンドの原石である王選手に対してコーチとしての思いがなかなか伝わらない、恋愛感情にも似た苦悩と喜びが綴られた日記です。読み進めるうちに、人の交換日記をこっそり読んでいるかのような気恥かしさと、そして野球に対するひたむきな情熱が伝わってきます。2011/03/24

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