出版社内容情報
野村克也に頼らない「勝てて稼げる」経営学。
いまだにドンブリ経営が罷り通る日本のプロ野球界で、ドライで熱いチーム改革を続ける楽天球団・島田社長。その日本的旧習を打破するマネージメント論のすべて!
内容説明
日本プロ野球界の改革に挑み続ける球団社長。名将・野村克也に頼らない「勝てて稼げる」経営術。
目次
序章 野村監督を「卒業」するために
第1章 挑戦前夜
第2章 プロ野球チームを作り上げる難しさを思い知る
第3章 整い始めたインフラ
第4章 はばたきだした「イーグルス」
第5章 手応えと外圧
第6章 「感動」を生み出すチームに
終章 さらなる「夢」をめざして
著者等紹介
島田亨[シマダトオル]
1965年、東京都生まれ。楽天株式会社取締役常務執行役員、株式会社楽天野球団代表取締役社長兼東北楽天ゴールデンイーグルスオーナー。1989年、株式会社インテリジェンスを宇野康秀らと創業。その後、ベンチャービジネス界で名を馳せ、2004年、50年ぶりのプロ野球新球団となった「東北楽天ゴールデンイーグルス」球団社長に就任する。球団創設一年目から黒字を達成し、2008年1月から球団オーナーとなる。2009年シーズンは初のクライマックス・シリーズに進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あちゃくん
4
楽天イーグルスのオーナーが、そのビジネス的な視点から、楽天イーグルスというビジネスを論じた本。前作「本質眼」より、野村監督の問題とかもあって、より島田さんがスポーツビジネスをどうとらえているかがうかがい知れる本です。2010/07/24
じゃんけん
1
非日常の空間を演出して喜んでもらうと言う姿勢が良いと思った。数年前の本なので今の楽天と同じ考え方かは微妙かな?星野監督になってメジャーリーグ選手に金をかけているが収支がどうかその後が気になります。 2014/07/21
satoben
1
最下位に終わった今だから読んだ。プロ野球ってどういう収益構造なのか分かる。楽天は細かい評価システムで人件費を抑え、球場の営業権を得ることで広告費をコントロールし、球場使用料を抑えるという手法が目立つ。球場でのエンタメ性もあるが、いかんせん今年の結果を見ると問題点もまだ多いだろう。1人のスターよりチームとしての魅力を求める、とあるが野村監督というスターを失ったことは大きい。ブラウンの解任も説明不足である。来年からどうなるか分からないが、またこのような本が出せるようにしてほしい。2010/10/21
koi
0
他所から大物を獲得するより自前の選手を育成し、チームの中心に据えるという方針は応援したいくらいです。ただ他球団ファンの自分にしてみれば、たった5年でよくも好き勝手言ってくれてるなと正直なところです。結局、無理が生じて今では国内復帰組も含め大物メジャーリーガーを次々獲得してるんだし。方針が変わったって別にいいですけど。健全経営について他球団が苦しんでいる球場使用の問題も、楽天の場合は宮城県民が協力しているんだということを忘れないでほしいです。別に忘れてないかもしれませんが。2015/01/14
Üchü
0
前々からこの球団のマネジメント視点が気になっていた(正直なところ「気に食わない」のベクトルで笑)ので、今更ながら読破。一般企業経営のノウハウを球団経営に組み込んできた島田氏の努力の跡が垣間見える一冊で、特に「現場に口出し御法度」という慣習に疑問を持ち、その点において現場と経営陣との間でナレッジの共有を図っている姿勢はとても好感を持った。とはいえ、プロ野球産業を経験価値に重きを置いたひとつのアミューズメントとして捉えているのならば、もう少しファンの声に耳を傾けてくれてもいいのになぁという思いはやはり尽きず。2012/09/01
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