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内容説明
尋常ならざる「生理」現象に悩まされながらも、だましだまし生きてきたトクノウを突然襲った「子宮取らなきゃダメ」の一言。取るのか?残すのか?いやなことから逃げまっくてきた人生。でも、今回はどうやら逃げられそうにない。
目次
寝耳に水
家族デショ
普通と思い込んでいたもの
漠然としたイメージ
病院探し
はずれ
自分で決めねばならぬこと
ペリーさん
ナプキン革命
一ヵ月前、レバーペーストともに
ままならぬ準備
桜吹雪が舞う時に
いよいよか。
さらば子宮よ、永遠に
腸が固まる!?の奇跡
単調な入院生活
焦りは禁物
気になる問題
喉元過ぎて
著者等紹介
得能史子[トクノウフミコ]
1968年、東京都生まれ。漫画家。武蔵野美術学園油絵科卒業。タウン情報誌などに漫画、イラストを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
51
若い頃から長年の筋腫持ちの友達は、筋腫があるから早く妊娠しなくちゃ!とか、二人目は無理かも!とか言ってたこともあったし、体調不良も深刻で、同じ女として恐ろしい病気のイメージがあった。でもいざ自分が筋腫持ちになると、病院って大したことではないような言い方するんだよね。確かに癌とは違って筋腫で死ぬことはないだろうが、死ななくたってこの著書のようにひどい体調不良も出てくるし、普通に生活するのも困難になってくるんだよね。2019/10/24
ごへいもち
35
大変だったんですね。お大事に。幸せになってほしいな2016/07/22
真香@ゆるゆるペース
28
コミックエッセイ。珍妙なタイトルだけど内容はなかなかディープで、サラッと読むつもりが結構じっくり読んでしまった。自分は手術するほど大きくはないけど、筋腫ちゃんとは10年以上のお付き合いになるので(幸い大きくなっておらず経過観察中)、とても人ごととは思えず手に取った。同じ女性として&筋腫持ちとして共感出来る部分が多々あり、身につまされる思い… ユーモアたっぷりに描かれてはいても、取るのか残すのか相当苦悩した様子が痛いほど伝わってくる。女性はもちろんのこと、筋腫持ちのパートナーを持つ男性にも読んで欲しい一冊。2018/10/15
ごへいもち
22
得能さん、今どうされているのかなぁ2019/07/28
こおり
17
先日、子宮筋腫の手術を勧められたので読んでみた。私は30代前半で一度筋腫を取っている。医師からの説明が、当時は筋腫部分の摘出が前提だったのに対し、今回は子宮の全摘を勧めるような雰囲気だったのがショックだったわ…。この本でも似たようなエピソードがあって、思わず「そうそう!」って声が出ちゃったよ。はなから産めないとあきらめていても、子宮を取れと言われると「う…っ」て言葉に詰まっちゃう。自分でも意外な心境だったけど、これを読んですごく共感した。女性は読んでみてほしいな マンガで読みやすいよ2014/07/17