著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896年、岩手県花巻に生まれる。盛岡中学校を経て、盛岡高等農林学校を卒業。中学時代から短歌・詩をつくり数多くの童話を書く。1924年、詩集「春と修羅」を自費出版。同年、童話集「注文の多い料理店」を刊行。1926年、羅須地人協会をつくり、東北のきびしい自然風土の中の農村向上のためにつくす。1933年、37歳で花巻で死去。おもな作品には「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」「セロひきのゴーシュ」などがある
太田大八[オオタダイハチ]
1918年12月28日生まれ。長崎県出身。多摩美術学校卒。1958年「いたずらうさぎ」(福音館書店)ほかで小学館絵画賞、1980年「絵本玉虫厨子の物語」(童心社)、1992年「だいちゃんとうみ」(福音館書店)で絵本にっぽん賞を受賞など、日本を代表する画家。「子どもの本WAVE」の名誉代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朗読者
18
またまたヨルシカ&宮沢賢治で、「風の又三郎」を読みました。文字だけなのに、音程と強弱が自然と伝わるオノマトペ良いですね♪「どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ」2024/10/21
てぃうり
0
高学年におススメの一冊。大人にも。2016/10/24
雨巫女
0
賢治さんの話は、ほのぼのしたものだと思ったけど、意外とブラックな話もあるんだと思いました。「ねこの事務所」が一番気になりました。2010/01/28
Bookcover
0
数か月前のブラタモリ「花巻」の回を見てから、宮沢賢治がとても読みたくなって借りてきました。表題作のほか、『ねこの事務所』にもワクワクしたし、『よだかの星』はしばらく忘れられそうもないなあ。2020/01/26