竜の道―飛翔篇

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  • サイズ B6判/ページ数 568p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062157087
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

おまえは光をつかめ!おれは暗黒を支配する。
エリート官僚と裏社会の若き実力者となった、双子の兄弟=双頭の竜の復讐の叙事詩! 有名経済事件を彷彿させる、リアル・エンタテインメント!

内容説明

義父母をはじめとした世間から虐げられてきた双子の兄弟、竜一と竜二。クソのような人生とオサラバするために嵐の夜、完全犯罪を決行する。胸に秘めた復讐を果たすべく、弟はエリート官僚の道を選び、兄は裏社会の力を味方につけた。双頭の竜が修羅の幕を開ける。

著者等紹介

白川道[シラカワトオル]
1945年、北京生まれ。一橋大学社会学部卒業。家電メーカーや広告代理店等に勤務の後、株式投資顧問会社を経営する。1994年に『流星たちの宴』で作家デビューし、2001年には、第14回山本周五郎賞候補となった『天国への階段』がドラマ化され、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

77
まさに毎週ドラマを観ているのだが、かなり原作とは違う。ドラマも原作もどちらも面白い。ハードボイルドはあまり得意ではないが、ガチガチという程ではないので読み易い。竜一と竜二の今後がきになるので『昇龍篇』へ。1932020/08/17

かおりん

31
ドラマをきっかけに原作を手にとったけど、重厚でかなりのハードボイルド。時代背景も古くて懐かしい。竜一、竜二は養父母に虐待されていて、竜一の復讐、反骨心がすごい。裏社会ぎりぎりで上りつめようと、鼻を効かせ、危ない道を行こうとする。美佐は全盲で特殊な能力を持つが、竜一との再会はなし。竜二も少ししか出てこなくて残念。続きが気になる。2020/09/07

kiyoboo

28
すごい作品だった。若輩でありながら裏社会のトップにしっかりと信頼される。乗っ取りをし、地位を確保して飴とムチを使い、会社経営、地位が上の人を上手く動かす。金の引き出し方がスムーズで相手の懐に入り込む。ハードボイルド的な要素を残しながらのサクセスストーリー。あり得ないとわかっているが、引き込まれた。作者自身もマネーロンダリングやインサイダー取引で服役していたというので 妙にリアリティーがあった。ある意味、私小説に近いのか?すでに失くなっているので確かめようもないが。期待を持って続編に挑む。2020/08/14

冴子

22
ドラマが面白いので、原作を読んでみたのだが、まだこの飛翔編は序説に過ぎない。しかも株とか仕手とか白川さんお得意分野ばかりで、正直何をやっているか、よく解らない。ドラマは随分設定が変えてあり、原作の竜一は恐ろしい殺人鬼でもある。金というものがそんなに湧いて出てくるものなのか、不思議でならない。2020/09/04

ケンメイ

13
★5 捨て子の双子兄弟が世間の表と裏の世界に分かれて復讐のために突き進むお話。兄竜一のハードボイルドに惚れてしまった。続編を早く読みたい。2015/12/31

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