出版社内容情報
ジャッジにクレーム!その前に―。審判は何で必要? 審判はふだん何をしている? 審判と選手の関係は? 審判を知ればサッカーがもっともっと面白くなる。審判を知らずに観戦してはもったいない!
内容説明
審判を知ればサッカー観戦がより楽しくなる。Jリーグで話題になった「あの判定」も解説。
目次
第1章 審判をめぐる問題―Jリーグの試合から
第2章 審判を知る―サッカーを楽しむための近道
第3章 日本の審判―環境と待遇はどうなっている?
第4章 審判の1日―準備から試合当日まで
第5章 ゲームコントロール―試合中の判断
第6章 審判入門―審判になるために
著者等紹介
松崎康弘[マツザキヤスヒロ]
(財)日本サッカー協会審判委員会委員長。1954年1月20日生まれ、千葉県千葉市出身。82年28歳でサッカー4級審判員登録。90年から92年、英国勤務。その傍ら現地でも審判活動に従事し、92年にイングランドの1級審判員の資格を取得。帰国後の93年1月に日本サッカー協会の1級審判員登録。95年から02年までJリーグの主審として活動し、95年から99年までは国際副審も務めた。06年7月末から(財)日本サッカー協会理事及び審判委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
50
【再読】2009年初版。JFA審判委員長(当時)が著した画期的な審判解説本。本書刊行前はミスジャッジがあっても審判委員会は黙して語らずだった。(あくまで個人の感想です)第1章で08~09年のJリーグ等の試合を振り返り、判定の良否が丁寧に説明されている。選手・審判員名がフルネームで書かれているのも丁寧さを感じた。第3~5章でトップレフェリーの知られざる日常を公開。私もレベルは違うが、派遣審判員として土日はどこかの競技場にいた。当然、平日は仕事のため、家族と過ごすことを犠牲にしての審判活動だったな~2023/09/06
ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね
5
近々家本主審の話を聞きに行くための下勉強。日ごろ審判団について感じていた素朴な疑問の大半がここで解決できたように思う。今年出た松崎さんの本も読もうと思う。2011/08/20
ざこぶ18
3
ライセンス制度の紹介から、Jリーグの試合における事例の解説、普段あまり表に出てこないレフェリーのことがまとめられてる。各審判の個人名だしてのクセ、判断ミスまで書いててJサポなら読んでみたほうがいいかも2012/09/15
ららん
2
一番最初にJリーグの事例がでてきて、Jリーグファンの自分としては興味を持ちやすい構成だった。また、よく名前を聞く審判の名前もでてきたりして、とても面白く見ることができた。審判のことも注視して試合を見て、より一層サッカー観戦を深く楽しいものにして行きたいと思った。2013/06/04
yamaoka
1
プロフェッショナルレフリー、岡田正義、柏原丈二、吉田寿光、西村雄一、家本政明、扇谷健司、東條譲、松尾一、村上信次、佐藤隆治。選手も審判もお互いにリスペクトしなくてはならない。試合を見ていると、あんまりひどいと「こら!○○審判!」と言ってしまう。審判も人だから間違えはある。審判がアウェーになっているように見えても、それを含めてサッカー。強いチームは、それでも勝つって事。2013/07/14