内容説明
帰宅するとまっすぐテントにこもる12歳、愛野のところへフィンランド人の家庭教師、ナンヤネン、がやってきた。こころの暗闇に射し込む、まっすぐな愛のファンタジー。
著者等紹介
かしわ哲[カシワテツ]
1950年、東京生まれ。5代目NHKうたのおにいさんとして活躍。シンガーソングライターとして『きみのなまえ』『すずめがサンバ』など数々の童謡を作曲。知的障害のある人たちとロックバンド「サルサ・ガムテープ」を結成し、フジロックフェスティバル出演や故・忌野清志郎氏との共作、『ONABE』を発表。また、『リラックスNO.1』が2005スペシャルオリンピックス長野の公式サポートソングに選ばれるなど、幅広く活躍している。1997年に著書『あったかさん』(小学館)で報知ドキュメント大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
63
大人向けの棚にありましたが、これこそ児童書ですよね。6年生の女の子が主人公だし、魔法やオーロラストーンなんてのが出てくるし。でも大人が読んでもとてもいい話だと思います。フィンランド人の家庭教師ナンヤネン。この人がフィンランド人で良かった。素晴らしくいい人だ。夢野さんはノイタボイマの魔法を使わなかったけれど、堯さんに夢野さんの気持ちが伝わったし、堯さんの気持ちも伝わったから、魔法を使わなくてもうまくいくと思います。ただ、勝気なママとイギリスに行くマリアが可哀そう。ムーミンのお話を読みたくなりました。2016/03/14
Stasiia
2
表紙の絵に惹かれましたが、ステキな童話でした。 まっすぐに自分の考えをみつめ、それを相手にも伝えること。 それこそがユニークであり、アイデンティティである。 なんかこれから始まる新年度に勇気をもらいました☆2016/03/29
はな
1
共感できる語り手!2017/01/03
ゆ
0
良かった2016/03/20
さなだ
0
図書館2010/10/28