内容説明
『シンデレラ』の物語は、世界中の人々に語りつがれていますが、この絵本から受ける感動は、誰もが初めてのことと思います。画家のメアリー・ブレアは、ウォルト・ディズニーがアニメーションを製作するにあたり、コンセプトスケッチを描き、力をそそぎました。そして今ここに、彼女のエレガントな作品の数々が、ひとつの絵本として編み直されたのです。シンシア・ライラントの再話、おかだよしえの和訳は、『シンデレラ』の物語を、「愛」をメインテーマに置いています。そして、彼女たちが奏でる「愛」の力が、シンデレラを薄暗い部屋のかたすみから、王子が待っている、まばゆいばかりのダンスホールへと連れ出したのです。かつて類を見ない、この『シンデレラ』の物語は、この三人の才能がいっしょになって創り上げた傑作といえるでしょう。
著者等紹介
ブレア,メアリー[ブレア,メアリー][Blair,Mary]
1911~1978。ウォルト・ディズニー社のもっともすぐれたコンセプチュアル・デザイナーの一人。社に在籍した35年のあいだ、『シンデレラ』『ふしぎの国のアリス』『ピーター・パン』など、クラシックなディズニーアニメーションのコンセプトデザインを手がけ、ウォルトとともにファンタジーの世界を築き上げた。また、独特なアートセンスで、子ども向けの絵本をはじめ、広告、舞台セット、テーマパークのデザインも手がけるなど、幅広く活躍。東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインもそのひとつである。アニメ史上で今もなお、尊敬され、目標にされるアーティストといえる
ライラント,シンシア[ライラント,シンシア]
アメリカ在住の絵本作家。小説や詩など、活躍は多岐にわたる。『メイおばちゃんの庭』でニューベリー賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞している
おかだよしえ[オカダヨシエ]
英語とフランス語の翻訳家。主にジュニア向けの小説などで活躍しているが、ライターの仕事も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
yuzuriha satoshi
あおい
ユーカ
リリィ