内容説明
著者を魅了してやまない、小さな生き物たちの世界。ちょっとクセのある人、魅力的な人。家族との葛藤と絆。クレヨン王国の著者が、縦横無尽につづったエッセイ80編。
目次
をとめ
ミモザ
独楽
かんちがい
天神山
百瀬先生
猫と近道
ラバーツ
サクラ
愛染かつら〔ほか〕
著者等紹介
福永令三[フクナガレイゾウ]
1928年名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業後、作家活動にはいる。1956年『赤い鴉』で第9回オール讀物新人杯受賞。1963年『赤馬物語』でモービル児童文学賞受賞。1964年『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年~1991年自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾をひらく。2004年日本児童文芸家協会より文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星群
9
クレヨン王国シリーズ。小学生の頃、叔母に貸してもらって以来、大好きな本だ。私の本好きの根底にあると言っても、過言ではないくらい。初めて読む福永氏のエッセイ。福永氏の想像はちょっと違ったけど、動物や植物への接し方、和歌に対する想い、随所にクレヨン王国がになる基がみれた。久しぶりに、クレヨン王国読みたくなった。2012/02/10
Nao
0
日常で感じたことなどについて綴られたエッセイ。植物、動物に関する記述が印象に残る。
tocoatoco
0
作者の福永さんの素の様子がわかって面白かった2024/06/03