出版社内容情報
スポーツ自転車はすっかり社会的な地位を得ていますが、日本ではなぜか最新・最速のロードバイクの話題が中心です。でもレースに出て勝つのがあなたの目的ですか? 無理してジャージにビンディング、きつい前傾姿勢で乗らなくてもいいのです。シングルスピードや小径車、折り畳み、シクロクロスなど、シーン応じて魅力的な自転車はたくさんあります。いまアメリカ発の肩の力を抜いたスポーツ自転車のムーブメントが日本に広がってきています。楽しみ方はひとつじゃない、多彩な大人のスポーツ自転車生活の入門書です。
内容説明
スラックライドで行こう!いま「ユルく乗る」スポーツ自転車がじわりと流行中。スピードを求めるのではなく景色や人との出会いを求める。ロードバイクより自由な大人の自転車生活の入門書です。
目次
1 さらば、ロードバイク至上主義(競うのをやめれば「自由」が見えてくる;パーツにお金をかけなくても自転車は楽しい ほか)
2 買う前に知っておくべきこと(簡単な修理は自分でするくらいの気持ちで;自転車とは大きな棚。引き出しは増え続けている ほか)
3 楽しい乗りかた、走りかた(サドルを高くして脚の回転をスムーズに;ビンディングペダルは自転車に慣れてから ほか)
4 自転車旅=小さな冒険の始めかた(自転車に乗ることは冒険なんです;最初は15kmまでをゆっくり走る ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
193
この本を読むと近場でもいいのでサイクリングしたくなった。まずは今持ってる自転車のTSマーク更新のために劣化してたタイヤ交換しようかな。2019/07/15
*takahiro✩
4
クロスかロードか、まったりとサーリーもいいなぁ…悩む〜♪2016/08/29
とうふ
2
自転車を楽しむことを一義に置いて書かれていてとても好感が持てた。自転車を楽しむ為に高価なロードバイクでひたすらにスピードを追求して走る必要なんか無い。それも楽しみではあるだろうがプロスポーツとしてやる訳でも無い一般市民が必要かと言われると確かに不要だなと思った。趣味としての自転車の懐の深さを教えてくれる1冊だと思う。自転車で旅に出たくなる良い本だった。2018/06/18
ぴーたん
1
ロードバイクをやっていた人のための本のようです。私はママチャリからクロスを始めたので、早く走る必要もないし自転車を楽しみたいだけなので少しターゲットが違ったかもしれません。でもハンドサインの使い方や追い越しをするときにもっと自分より早い自転車が追い越してきたりするのには注意した方が良いということがわかりました。ヘルメットはしっかりかぶろうと思います。2021/09/12
syam
1
今、自転車始めようかなと思ってるところだったのでまずは入門編として購入。そうそう、こういうゆるゆる始める自転車本ほしかったんだ。安全運転の心構えとかも入ってて私にはちょうどいい本でした。2017/05/06