出版社内容情報
動物たちが言葉を話せる月夜のおまつり 一年に一度の満月の夜、言葉をもたない動物たちが、「ことの葉」を手に話をします。最初は戸惑っていた彼らも次第に思い思いに会話を楽しみ始めるのですが……。
阿部 夏丸［アベ ナツマル］
著・文・その他
村上 康成［ムラカミ ヤスナリ］
著・文・その他
内容説明
こんやはおまつりです。１年に１度の満月の夜、動物たちが「ことの葉」を手に会話を楽しみ始めるのですが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南
15
言葉って、ありすぎると争いのもとになる…確かに。カラーとモノクロが入れ替わって雰囲気が出ていた。2018/03/10
ケ・セラ・セラ
11
さあ、ことのはまつりの始まりです。言葉を持たぬ動物たちも、話ができるようになるのです。思いを伝えたり、知らないことを教えあったり。けれどもいいことばかりではありません。言葉は諍いの原因になったりもするのです。言葉に振り回されることなく、いい関係が築けたらいいですね。2019/09/04
Misa
7
「ライギョのきゅうしょく」の作者さん、阿部夏丸さんが好きなのです。だから、見かけるとつい読みたくなります。タイトルにも惹かれました。気持ちを言葉にすることで初めて伝わる思い、言葉にしなくても伝わる気持ち、氾濫した言葉の中で見えなくなる本当の気持ち･･･これらが、動物たちの「ことのは祭り」の中でうまく描かれていました。低学年向け。2014/02/25
こどもふみちゃん
2
６・７・８・９・１０歳向け。 今夜はお祭り。普段は言葉を持たない動物達は、今日だけは言葉の葉っぱのおかげで話ができます。 ・・月が木のてっぺんまで来ると、ことの葉に変化が・・・。月の光を吸いこんで、ことの葉が宝石のように光りだしました。枝の葉には１枚１枚文字が浮かび上がりました。 言葉があった方が幸せなのでしょうかどうなのでしょうか？2010/11/10
kenbo
2
きつねがばけていたときに、まだしっぽがきつねだということに気づいた。2009/11/09
