内容説明
日本人なら誰もが知っている定番名所の紅葉から、地元の住民が秘かに楽しむ穴場の紅葉まで、京都在住のカメラマンが徹底的にこだわって取材撮影。
目次
嵐山・渡月橋から紅葉たけなわの名庭へ
竹林の道に笹の葉さやぎ黄金ちりばむ
町家情緒の愛宕街道を奥嵯峨へ
大覚寺・大沢池から広沢池をめぐる
衣懸けの道・御室から渓谷染める高雄へ
疏水分流を水路閣から哲学の道へ
ねねの道から産寧坂絶賛の紅葉・東福寺へ
修学院の山ふところの名刹を尋ねて
瑠璃色の八瀬から平家伝説の大原へ
まるで原色のような鷹峯の感動の紅葉
西山の古刹に鐘の音響き錦の絵巻
洛中の閑居にみやびの紅葉を求めて
山科毘沙門堂から宇治十帖の舞台へ
離れ古刹に輝くひときわの彩りを探る
著者等紹介
水野丹石[ミズノタンセキ]
1938年山口県長門市生まれ、京都市西京区在住。広告代理店グラフィックデザイナー・ADを経てフリー。広告制作とコマーシャル写真を手掛けるが、50歳頃よりネイチャーフォトに転向。風景写真・高山植物を撮る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
60
紅葉の時期に京都の寺院を巡った事がある。錦秋という言葉がぴったりで、それ以来京都と紅葉のイメージは分かち難く結びついている。本書はそんな京都の秋を写し取った一冊。とはいえ嵐山や修学院界隈、東福寺に鷹峯と割と有名どころばかりなのであるが、それでも見どころをこうして写真で切り取られると一段とその魅力が増すような気がするなあ。愛宕界隈の深山っぽさとか、源光庵の窓越しの紅葉とか、言わずと知れた東福寺の橋とかこうしてみるとまた格別である。出来れば秋口あたりにはワクチン接種して、京都の秋を今年こそ堪能したいものです。2021/06/08
anne@灯れ松明の火
16
来月の旅行の行先を決める参考に。今日、トモダチとこれを見ながら、紅葉に関しては、府立植物園と高桐院を候補とした。高桐院は、2年前家族旅行の時に、読友さんご紹介で行って、とても良かった。それを話して、この本の写真を見たトモダチが「是非行きたい」と。本当にどこも美しくて、迷う。2014/10/28
定年(還暦)の雨巫女。
9
《私ー図書館》今年行った京都の紅葉の写真、全部あり、青紅葉ばかり見てたし、なんか嬉しかった。タモリさんの缶コーヒーの京都のCMが、羨ましかったしね。2015/11/13
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