内容説明
奇妙な館で起きた連続殺人。欲望が殺意をうずまかせる。
著者等紹介
神郷智也[カンザトトモヤ]
1986年、東京都生まれ。東京都杉並区在住。工学院大学付属高等学校卒業。2008年12月応募締切、第1回「講談社Birth」小説部門受賞作(「エトリッヒ・タウベ」を改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソーマ
2
終わり方は類を見ないかなと思いました。トリックは雑ですけど、あまりある発想力だったのではないでしょうか。名作一歩手前といったところでしょうか。この作品のシリーズが見たいですね2014/06/23
たなと
2
孤島で植物が枯れていく現象の調査を依頼された植物学者が巻き込まれた連続殺人事件。まさかのXXXXトリック!(伏字)ちょっとバカトリックぽいですが、結構好きでした。屋敷の見取図がなかったのが惜しい。2013/08/06
むつぞー
2
探偵となるべき植物研究者はただひたすら植物が枯れる原因を追い求めます。ということもあって殺人事件の方は印象が弱いものとなってしまいました。しかし一見本格ミステリのようなこの作品のポイントはそこではなかったという点つまりは枯れる植物の謎の方なんですが、こちらは想像の上をいくもので大変驚きもありましたし、面白かったです。このくらい殺人事件の方にも驚きがあれば言うことなしなんだけどね。でも次の作品が楽しみにしたいと思います。2009/07/15
chiro
2
設定は面白かったのだけど・・・全体的に雑な印象を受けました・・・2009/07/04
菊地
1
ミステリ的なところはさておき、植物研究的アプローチは興味深かったしそれなりに面白かった。2012/07/23