内容説明
嘘に詰まってつい本当のことを口にしたらこわれて消えてしまった―何かがとても大切なものが。幼少期の夢想から、最近の妄想まで。原田流に「じぶん」をさらした、エッセイ集。
目次
「自分が二人いれば―」
「夏服を着た女たち」のこと
「落書きの思い出」
「犬」
「地下鉄サブウェイ」
「絶望は黄金である」
「頬杖をつく癖」
「妹よ、おまえはまるで…」
「嘘」
おれはひとりでいる〔ほか〕
著者等紹介
原田宗典[ハラダムネノリ]
1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。大学卒業後コピーライターとなり、1984年『おまえと暮らせない』が第8回すばる文学賞に入選する。その後、小説・エッセイ・戯曲と幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラミ♬
20
ムネノリさん…お元気ですかぁ?2022/05/07
Natsuko
17
自分が若いころ、ユーモアセンスが好きでよく読んでいた原田宗典さん、10年ぶりくらい?に手に取った。幼少期から最近の妄想まで自分をさらしたというエッセイ集、2009年発行。ユーモアは相変わらず、飄々加減がやはり好き。妹のマハさんへの手紙も興味深い。「頑張りすぎ、そんなに頑張るな」みたいなことが書いてあるが、当時宗典さんだってきっと鬱で辛かっただろうに・・・という思いが押し寄せる。また、この数年後に逮捕されてしまうことを知っているだけに、どんな思いで執筆されていたのかなぁと複雑な思いも過る。2022/01/16
Humbaba
4
昔のように大笑いするという感じは薄くなったが,それでも読みやすいエッセイに仕上がっている.2010/05/05
katakuli365
3
著者1959生まれで2009年の書下ろしエッセー。「小説は祈り、舞台はお祭り、エッセイはお喋り」らしい。35篇の日常の出来事、想った事とか。気楽に読めるけど、私はこれで著者2冊目で良く解らない?のは著者に関心あり。次は「たまげた録」を読んでみます。2013/05/29
駄々猫
3
等身大に薄く味付けした「今のムネノリ」素描という感じ。ゲーテ格言集に「やられている」ムネが可笑しかった。デスク前の本棚(たぶん、よく手に取る本を置いてある?)の写真を3ページに渡って見られて嬉しい。他人の本棚を見るのが好きなので。2009/06/13
-
- 電子書籍
- PREPPY 2021年7月号