内容説明
30年以上、揺るぎない絆で結ばれた師弟が混迷する日本を憂え、政治から教育、環境、社会問題まで喝破、再生への道を提起する!師弟放談ではプロレス時代の秘話も語り尽くした衝撃の対論集。
目次
1 欺瞞にまみれた現代日本(“改革”の裏で広がった政治腐敗の病巣;未成年者の犯罪と“加害者の権利”;疑問符だらけの日本の裁判制度;在日の国籍と参政権、そして拉致問題;わが孫と子のために守るべき地球環境)
2 失われた美しい伝統(昭和の“いい先生”たちは何処へ;真の父親、母親とは、どうあるべきか;社会の中で大人が子供にすべきこと;恵まれない環境でこそ問われる人間の真価;消滅しない日本人の道徳的精神)
3 再び輝く未来のために(経験しろ、失敗しろ、そして考えろ;“恥の文化”がなくなった退廃的社会;世の中や時代のせいにしても何も得られない;世界で評価されてきた美徳“武士に二言なし”;忘れられた殴る痛み、殴られる痛み;新日本、リングスのリーダーとしてやったこと;若者たちに託す“日本再生”)
著者等紹介
山本小鉄[ヤマモトコテツ]
1941(昭和16)年、横浜市出身。ボディビルで身体を鍛え、63年2月に日本プロレス入門。“最後の力道山門下生”となる。67年、アメリカ遠征に出立、星野勘太郎と“ヤマハブラザーズ”を結成して活躍する。72年にアントニオ猪木とともに新日本プロレスを創設。小兵ながら強気のファイトで鳴らす一方、新日本道場の“鬼軍曹”として後進を鍛える。80年4月に現役引退。その後、審判部長(レフェリー)、「ワールドプロレスリング」解説者、新日本プロレスサービス社長を歴任
前田日明[マエダアキラ]
1959(昭和34)年、大阪市出身。77年7月に新日本プロレス入門。82年にイギリス遠征、現地でヨーロッパ・ヘビー級王座を獲得し、83年に凱旋帰国、人気レスラーとなる。84年の旧UWF設立に若きエースとして参加。その後、新日本マットUターン参戦を経て、88年に自らリーダーシップをとって旗揚げした新生UWFは社会現象となり、自身も“格闘王”の称号を得て、時代の寵児となる。91年には格闘技団体リングスを結成。99年2月に現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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