内容説明
VLSIチップ、ボード、あるいはシステムのいずれのレベルであれ、最新のディジタル回路のテストは高いコストを要するだけでなく知的にも高度なものが要求される。しかし、集積回路とシステムの業界では、最近、デザインとテストの仕事を結合してコストを節減しようという傾向が顕著になってきており、「テスタブルなデザイン」という概念が根づいてきている。本書は、現在使われているテスタブルな論理回路の主な設計手法について詳しく解説する。
目次
第1章 ディジタルテスティング―テスタブルなデザインの必要性
第2章 テスタビリティーの測定―CAMELOTの手法
第3章 構造的デザイン技法および自己テスト
第4章 スキャンデザインによる回路のためのテストの生成
第5章 テスタブルな回路デザインのための実際的ガイドライン
第6章 テスタブルなデザイン―その将来は?