現職警官「裏金」内部告発

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現職警官「裏金」内部告発

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062153591
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0095

内容説明

警察の闇!腐敗、汚職、隠蔽、これが手口の全貌!「組織的犯罪」に独り立ち向かった男の究極の人間ドラマ。

目次

プロローグ 三六年間の孤独な闘い
第1章 たった一人の拒絶
第2章 誰も知らなかった「裏金」の実態
第3章 日本最大の犯罪組織
第4章 父として、夫として
第5章 警察を売った男
第6章 人はどこまで正義を貫けるか
エピローグ 友への誓い

著者等紹介

仙波敏郎[センバトシロウ]
1949年、愛媛県に生まれる。元愛媛県警巡査部長。1973年、24歳で巡査部長昇任試験に合格するや、警察の裏金づくりの基本的な手口「ニセ領収書」を書くように求められ、拒否する。以来、幾度となく協力を要求され「組織の敵」呼ばわりされながらも、「警官が犯罪行為をしてはならない」との信念を貫き、一度も裏金づくりに手を貸さなかった。2005年1月に警察の裏金の実態を実名で内部告発。現職警官による告発は史上初にして唯一。辞めさせようとする警察内部の圧力にも屈せず、その後も現場の一警官として職務を全うし、指名手配犯を逮捕するなどの功績を残し、2009年3月31日をもって定年にて退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

matsu04

1
今春の定年退職を待って刊行された本。2009/04/13

鉄鍋

1
警察のいい加減さが嫌になっちゃう

yumi

1
筆者仙波氏は2005年1月、現職警官でありながら警察の裏金の実態を実名で内部告発。警察内部の圧力にも屈することなくその後も職務を全うし、2009年3月定年で退官。信じ難い警察内部のやりとりの数々はまぎれもない真実だろうがどれも首を傾げるようなことばかり。捜査費用の半分は県警本部への「上納金」に化けてなくなる。残りの半分もすべて捜査に使えるわけではない。結局ほとんど捜査には使われず、管理職の懐の中へと消えてしまうのだ。仙波氏がこのような本を出版されてもなお何かが大きく変わることのない世の中がなんかおかしい。2009/05/26

mieken

0
(平の)警察職員が架空の領収書を書くことで、県警の偉い人たちの家が建つ。そんな裏金作り体制にNO!を貫いた仙波さん。応援したご家族も本当に立派だと思う。2017/09/23

nobody

0
告発の代償。注文していない大量の花や寿司等が何度も届けられ、窓ガラスが割られ、飼っていた仔犬が石を投げつけられて殺された。 告発会見後、仙波氏が職場の食堂に行くとざわめきがピタッと止まりシーンと静まり返る。4人がけのテーブルにつくと3人が一斉に席を立つ。食堂から出ていくとざわめきが戻る。 エレベーターに乗り込むと中の者は出ていく。途中から乗り込もうとした者は踵を返す。 これが500日近く続いた。 彼の存在は奇跡的である。つまり権力は腐敗しきっている。2014/08/12

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