出版社内容情報
行った、見つけた、描いた!心の故郷風景 季節や祭り、行事や各地の暮らしの風景を描いて30年。「原田泰治の世界」選りすぐりの222景がコンパクトな画文集に。変わらないモノ語りを親から子へ贈る。
原田 泰治[ハラダ タイジ]
著・文・その他
内容説明
行った、見つけた、描いた。とっておきの「ふるさと風景」222景。ふるさと風景を巡る旅30年余、変わらないモノ語り「原田泰治ベスト画文集」。
目次
北海道・東北
関東・甲越
ふるさと信州
東海・北陸
近畿
中国・四国
九州・沖縄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
forest rise field
17
昔、朝日新聞の日曜版に連載されてて子供心に衝撃を受けた画家の原田泰治さん。日本全国の四季を堪能できた。昭和の頃の人々の営みも本から浮かび上がってくるようだ。 山里、漁村、水田、川や水車、優しく降り注ぐ雪、石垣、子供たち・・繊細に描かれてて疲れを癒してくれますね。当たり前の風景を絵を介して見ると、また違います。2021/05/23
nino3
1
毎週の日曜版に掲載されていた原田さんのシリーズが楽しみだった。また出会えてうれしい。すみずみまで書き込まれているので、もう少し大きな版で見られたらもっといいな。同じような田園風景を見ても、私にはこんな美しさを心の中に描くことはできない。絵の中の子どもたちがとても楽しそう。2021/05/25
駄目男
1
唄でいうなら『ふるさと』というイメージでしょうか。 誰もが幼い頃の忘れ難い風景を胸に歳を取っていくものですが、この人の絵を見ていると、無性に懐かしいと思うと同時に何か哀しさも絵の隅々に潜んでいるようで万感胸に迫るようなものがあり、私はとても好きです。2015/07/05
雨巫女
1
ほのぼのとする絵ですね。懐かしい風景たちだなあ!実際行ってみたいなあ。2009/10/28