内容説明
1970年代、シカゴ・マフィアに君臨した唯一の日本人幹部、ケン・エトー。彼を追い詰めた当時のFBI唯一の女性主任捜査官、エレイン・C・スミス。捉えた女が、捉えられた男の半生を語る異色ドキュメント。
目次
マフィアの街―1946~1966年イリノイ州シカゴ
FBIへ―~1979年バージニア州クワンティコ
特別捜査班―1979~1980年イリノイ州シカゴ
特捜班6C‐タイトル3―1980年1月
ケースファイル「ケン・エトー」―1980年3月18日
情報提供者―1980年5月
ボリータ―1980年5~6月
賭け札受け渡し目撃―1980年6月17日イリノイ~インディアナ州境
監視網拡大‐ストライク・フォース―1980年7月
突入!―1980年8月〔ほか〕
著者等紹介
スミス,エレイン・C.[スミス,エレインC.][Smith,Elaine C.]
1946年、イリノイ州シカゴ生まれ。イリノイ大学卒業後、シカゴで11年間教壇に立ちつつ、修士号を獲得。その後、1979年、教職を辞し、FBIシカゴ支部の特別捜査官となる。1987年主任捜査官に。シカゴ支部には22年間勤務し、犯罪組織、マネーロンダリング、金融詐欺捜査を担当。うち、12年間は捜査官教育に携わった。2001年9月には同時多発テロの犯人19人の資金源捜査を担当。FBIの女性捜査官を代表して、フリーFBI長官(当時)の諮問委員会のメンバーも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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