浮き世のことは笑うよりほかなし

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062150392
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

薄っぺらでダメな日本を叱り飛ばす、本音づくしの対談集。

目次

「旦那」はいなくなりましたなあ(白崎秀雄)
麹町むかしがたり(大熊喜英)
誰も聞いてくれない地震の話(清水幾太郎)
テレビのなかのインテリア(向田邦子)
なんでも描けなきゃ絵かきじゃない(安野光雅)
おしん寺子屋火事けんか(小木新造)
どっちがエライか住宅とビル(石山修武)
六年牢屋にいれられて(安部譲二)
乱歩・東京・2DK(松山巖)
職人になればよかった(安藤忠雄)〔ほか〕

著者等紹介

山本夏彦[ヤマモトナツヒコ]
1915年、東京下谷根岸に生まれる。24歳の時「年を歴た鰐の話」を『中央公論』に発表。1955年、「木工界」を創刊。編集兼発行人をつとめ、1961年、「木工界」を「室内」と改題。同誌に「日常茶飯事」、『文藝春秋』に「愚図の大いそがし」、『諸君!』に「笑わぬでもなし」、『週刊新潮』に「夏彦の写真コラム」を連載。1984年に「世相を諷刺しながら真の常識の復権へ寄与」したとして菊池寛賞を、1990年に『無想庵物語』で読売文学賞を受賞した。2002年10月23日逝去。享年87歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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伊勢田和良

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山本夏彦「浮き世のことは笑うほかなし」を読みました。 雑誌「室内」に掲載された夏彦翁とゲストの対談集です。 室内は、夏彦翁が発行人・編集人・書き手のインテリア・建築雑誌です。 久しぶりに夏彦翁の名調子に接し、「ここへ還ってきた」、という想いです。 私にとって、山本夏彦翁の本は、苦味の効いた心の清涼剤です。 ゲストが、いかにも夏彦翁好みで一癖も二癖もある一家言の持主の実力者たちです。 安倍譲二、安野光雅、安藤忠雄、関川夏央、向田邦子、天野祐吉、清水幾太郎、藤原正彦、盛田昭夫、池部良などです。。 江戸2015/09/01

ハマケイ

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対談集。麹町の文士横丁ほか。2025/05/22

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