内容説明
いつもうさぎににげられ、くやしいゴンノスケ。もううさぎなんて追いかけない！と決めたら…、あら？かえって、うさぎがよってきて。
著者等紹介
きむらゆういち［キムラユウイチ］
東京都生まれ。造形教室、幼児番組のアイデアブレーンなどを経て絵本・童話作家に。「あらしのよるに」で講談社出版文化賞、サンケイ児童出版文化賞受賞
山下ケンジ［ヤマシタケンジ］
１９５９年東京都生まれ。「しろへびでんせつ」で第１６回（１９９４年度）講談社絵本新人賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ＠灯れ松明の火（文庫フリークさんに賛同）
60
いつもいつもうさぎを追いかけては振り回されてばかりいるおおかみのゴンノスケ。そんなゴンノスケはある日一つの決意をしました。それはうさぎがはじめからこの世にいないと思うことで・・。シリーズ第５弾。いやはや。うさぎたちの怖いもの知らずの行動には参りました。ゴンノスケを完全になめきっているというか何と言うか・・。一度でいいからうさぎたちをギャフンと言わせてみたいですね（苦笑）★★★★2013/03/01
anne＠灯れ松明の火
14
南の隣市で。シリーズ中、これだけ読めていなかった。出会えてラッキー♪ うさぎを食べたくないおおかみ？ そんなことって、ある？ そうなるにはモチロン理由がある。かわいそうなゴンノスケは、今回もうさぎに振り回されっぱなし(笑)2014/09/20
遠い日
6
ウサギたちに手玉に取られるゴンノスケが、哀れ。かわいいなりして、大胆にゴンノスケをからかうウサギたちは頭も回れば、口も回る。両者のかみ合わない行動に、おもしろさが生まれる。本当は食べたいウサギたちを前に、なんとも虚しい努力をするゴンノスケ。いっそ、いいヤツになりきってしまえば、ラクなのに。2014/06/16
mikimikimini
3
今回のゴンノスケは、「ウサギに興味がない」という振る舞いが徹底的で、かわいい。がんばれゴンノスケ！このシリーズ、おもしろいです。2015/04/12
カヤノ
3
うさぎに振り回され続けたゴンノスケは、もううさぎなんて食べようと思わないと追いかけなくなり、それがおもしろくないうさぎ3匹が煽りまくる話。ゴンノスケ、ホントいろいろうさぎにからかわれてるのね。今回は小悪魔というより、いたずら娘達って感じ。こういう女の子いるいる〜と思いながら読んだ。負けるなゴンノスケ。2014/09/13
