内容説明
酒かすを食べて飢えをしのいだ少年時代。貧しさに投身自殺を考えた青年時代。しかし青年は現代建設会長から韓国大統領へと駆け上がった。
目次
母が残してくれた精神的遺産
今日の私を振り返りながら
母をなくして迎える最初の春
私が我慢できる理由
自信を持って、信念通り生きていけ
漢江に身を投げたら、貧困から抜け出せるのか
あとはない
白いご飯に生卵ひとつ
鯛焼きの匂い、母の匂い
貧乏でも金持ちを助けよ〔ほか〕
著者等紹介
李明博[イミョンバク]
1941年12月19日、現在の大阪市平野区に生まれる。第二次世界大戦後、一家で慶尚北道(大韓民国の東南部)浦項市に引き揚げる。1960年、同志商業高等學校(夜間)を卒業。1961年、高麗大学校商学部経営学科に入学。朴正煕政権下で、日韓会談反対闘争を主導したことにより逮捕、投獄される。1965年、当時まだ零細企業だった現代建設に入社。1977年、現代建設代表取締役社長に就任し、翌年には仁川製鉄代表理事兼社長と会長を兼任。1988年、現代建設を韓国のトップ企業に育て上げ、46歳の若さで代表取締役会長に就任。1992年、第14代国会議員に民自党、全国区から出馬し、当選。1996年、第15代国会議員にも新韓国党、ソウル鍾路区から出馬し、当選する。2002年、第32代ソウル特別市市長に就任。清渓川の復元などの公共事業で高い評価と人気を得る。2007年、大韓民国大統領選挙に当選し、翌年第17代大韓民国大統領に就任する
蓮池薫[ハスイケカオル]
翻訳家。新潟産業大学国際センター特任講師。新潟県出身。中央大学法学部在学中の1978年に拉致され、以降24年間もの北朝鮮生活を強いられる。2002年の帰国後、翻訳を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごへいもち
西澤 隆
TiawPai
アノマリー
ナナミ