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その絵、いくら?―現代アートの相場がわかる

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062148733
  • NDC分類 706.7
  • Cコード C0033

出版社内容情報

なんでこの絵が1億円するのですか? 「なぜこれがアートなの?」といいたくなるような絵の分かりやすい見方、アートの価値の不思議等、初心者にも「値段」という切り口を付けて分かりやすい内容に。

小山 登美夫[コヤマ トミオ]
著・文・その他

内容説明

どうしてこの絵が1億円するのか?奈良美智、村上隆を世に送り出したギャラリストがアートとお金の関係を語る。

目次

第1部 なぜ村上フィギュアが16億円になったのか
第2章 アートの価格は、まさしく「相場」
第3章 私にもアートの価値がわかりますか?
第4章 アートにおける投機と投資
第5章 アート・ブームは継続するか?
第6章 アートの相場はわかるようになったか?

著者等紹介

小山登美夫[コヤマトミオ]
小山登美夫ギャラリー株式会社代表取締役。1963年、東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1987年から1989年まで西村画廊勤務。1989年から1995年まで白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。奈良美智、村上隆を始めとする同世代の日本アーティストの展覧会を多数開催するとともに、同世代の国外アーティスト、トム・フリードマンやトム・サックスなどを日本に紹介する。またオープン当初より、海外のアートフェアへも積極的に参加。日本アーティストの実力を世界に知らしめるとともに、マーケットの充実と拡大を模索する。国内では1998年に“G9:New Direction”を東京の9軒のギャラリーと一緒に企画し、新しいギャラリーの方向性を提示する。また2005年から2008年までアートフェア東京のコミッティーを務める。2003年1月より中央区新川、2005年11月より江東区清澄白川にて営業。2008年より明治大学国際日本学部特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんぺい

11
絵を購入してみたい。まだ名の売れていない画家の中で、気に入った絵を購入するのが良い。そのとき何が気に入ったかを一歩踏み込んでみる、またどこに飾るかイメージしてみること。2017/10/16

Haruko

4
サザビーズオークションで4億と予想されていた村上隆「ロンサムボーイ」が16億で落札された時落札者後悔していないかと心配する向きへの必読書。プライマリー セカンダリーと形成されていくアートの価格を、画廊が作家の未来を見据えてコントロールしていくには、作家と社会の未来を見据える眼力が必要であろう。キャピタルゲイン狙いで直ぐに転売してしまうコレクターのブラックリストがあるなど、畑を耕すように美術市場を育てている。画廊オーナー同士の対談で成功事例に終始しているがその陰にある群像を知りたいものだ。2017/01/21

Y

3
アジアだけプライマリーの作品がオークションに出てくるなんて、知らなかった。対談に出てきた3人が注目するアーティスト気になる。2016/03/31

2
2008年の本なので状況はすこし変わっていると思うけど、小山さんに加えて、小柳さん、大田さんといった有名ギャラリーのギャラリストのお話や、シンワの倉田さんの話など。アート愛が熱い。2016/01/26

しらたま

2
転売ヤーは嫌われる。アート作品以外でも同様。ちゃんと作品や作家に向き合って対応してくれるギャラリーならばマージン売り上げの半分も納得だけれども、ただ販売の場所を提供しているだけで同様のマージンを要求している所も多いのではないだろうか。2015/10/27

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