戦場の掟

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062148658
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

2008年度ピューリッツァー賞受賞!血が流れ、肉片が焦げ、飛び散る……刮目せよ。これが超弩級・戦争ノンフィクションだ!!
正規軍ではない“民間警備会社”という名の傭兵たちのリアルな戦争!

内容説明

2008年度ピューリッツァー賞受賞!血が流れ、肉片が焦げ、飛び散る…刮目せよ。これが超弩級・戦争ノンフィクションだ!!正規軍ではない“民間警備会社”という名の傭兵たちのリアルな戦争。

目次

1 社会勉強株式会社
2 きょうはだれかを殺したい
3 最終列車
4 われわれは軍を護っている
5 あなたがたの物語
6 おまえはこれから死ぬんだ
7 おまえの血族
8 権限の範囲:神と同一
9 人質問題
10 特殊警備にはブラックウォーター
11 死をも乗り越える信仰

著者等紹介

ファイナル,スティーヴ[ファイナル,スティーヴ][Fainaru,Steve]
「ボストン・グローブ」紙記者を経て、「ワシントン・ポスト」紙記者。2004年から、「ワシントン・ポスト」紙特派員としてイラクをリポートし続けてきた。その報道記事が2006年度ピューリッツァー賞の最終選考に残る。その後も、イラクの深層、とくに戦争を請け負う企業の実態とその傭兵たちに関する報道にかかわり、『戦場の掟』で2008年度ピューリッツァー賞(国際報道部門)を受賞した

伏見威蕃[フシミイワン]
1951年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nonnomarukari(ノンノ〇(仮))

8
民間軍事会社で実際に働いている人視点で描かれたドキュメンタリー。彼らがかつての同僚に裏切られ人質になって殺された悲劇が描かれている。こういった悲劇の背景に民間軍事会社にある企業理念の問題やイラクにおける傭兵のモラルの問題、米軍の思惑がつぶさに描かれている。現代の戦争の問題を描ききった良作のドキュメンタリーであった。2010/11/28

ヘタ

7
一番強い読後所感は「訳がひどい。これで金をとるかね」でした。出版するならもう少しなんとかしてほしい。 弱者の社会を単なる草刈り場と捉えている欧米の商行為に、異なる文化への偏見が絡むと、活字にするにも吐き気を催すような「事故」が繰り返されるのでしょうか。中東での民間警備会社の横暴は、大きな構図の中の一つの目に見える現象なのかな。2015/10/25

saru

6
ブッシュはアメリカンスナイパーやこちらの書籍で書かれる傭兵の存在を知ってイラクを攻撃したのか。2016/10/16

カザリ

5
読みづらい本だった。受容と供給の話をぬきにしても、戦いに身を投じるタイプの人間がいることが、他人事ではない気がした。戦士タイプとでもいうのか。その人間のタイプがイラクに引き寄せられたとしか思えない。『荒野へ』の主人公に重なる、コーテ青年。私はこういう青年に惹かれるけど、彼らにはハッピーエンドを用意してあげたい。私は。2012/01/15

yooou

4
☆☆★★★ これでピューリッツアーですか。つまらん!2009/11/09

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