上を向いて歩こう

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062148436
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

判型:四六判
頁数:336p
造本・体裁:上製・厚表紙・カバー

親父バンザイ!             

当たり屋でも、嘘つきでも、亭主関白でも、定年退職していても、娘が薬物中毒でも、やっぱり親父はやさしい──親父のよさを、しみじみ味わえる連作短編集

内容説明

手垢にまみれた「男らしい」という言葉は、現代では「オヤジ」に変わった。当たり屋のオヤジ、嘘つきなオヤジ、亭主関白のオヤジ、定年退職したオヤジ、娘が薬物中毒のオヤジ―。大藪賞作家がさまざまな父親像を温かく描く、傑作小説。

著者等紹介

ヒキタクニオ[ヒキタクニオ]
1961年、福岡市生まれ。『遠くて浅い海』で第8回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

60
期待していたほどの内容で無かったのが残念な一冊でした。「上を向いて歩こう」という書名だから、感動の一冊を勝手に期待していたのがいけなかったかな。親父というアイデンティティを考えさせられる本で、いろんなタイプの親父が登場してるが、親父たちのストレートでは無いやさしさは伝わってきましたね。それにしても、花鳥風月という元ヤクザさんが経営している湯屋と居酒屋?が実際に存在してくれないかなぁ~という思いで読んでましたね。親父たちには、花鳥風月のような場所が絶対必要不可欠なんですよね・・・親父たちの集う場所が。2016/03/18

葉芹

8
親父、昭和ヒトケタ生まれあたりの、連作集。文章も内容も好み。筋者と呼ばれるヤクザの話は素人にとって興味深い。北森鴻のかなり屋のマスターも彷彿。沖縄県から抗議されないか心配(笑)。2013/05/26

ロバくん

3
父親に焦点をあてた物語りでした。本のタイトルから予想した内容とは違いましたが、父親を理解し、許し、信頼し・・・いろいろな父親が登場し、温かな内容なのですが、主人公が元筋ものという特殊な設定のためか、温かさが半減してしまったような?・・・中には良いお話しもありましたが、最後がちょっといただけなかったかな。2020/03/09

しんちゃん

3
ウザいオヤジもいれば、カッコいいオヤジもいる。裏稼業に身を置いていた桐山も湯屋のオヤジになっていた。その湯屋を訪れる客たち。彼らが語る会話の中に、さまざまなオヤジが見えてくる。オヤジたちの連作集。2008/09/12

Atsushi Mori

2
狂気の桜を観たのはいつだろう 窪塚洋介がかっこよかったなぁ 鳶がクルリと も面白かった これは全然入り込めなかった2025/02/07

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