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出版社内容情報
ちひろの絵が求めた「いのち」の画集。 ちひろ自身が愛し、生涯描き続けた子ども、その「いのち」をテーマにまとめた画集。子どものかわいらしさやそのいのちの大切さを絵は見事に語ってくれます。
いわさき ちひろ[イワサキ チヒロ]
著・文・その他
ちひろ美術館[チヒロビジュツカン]
編集
目次
いのちのかがやき
子どもの心
悲しみの日々
あかちゃん
母のまなざし
ひとみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
38
小学生の頃から触れてきたちひろさんの絵。組合が跋扈していた公立学校の教師たちが機ある毎に推奨していた思い出とは別に、絵の優しさに触れ続けて大人になった自分が久しぶりに手に取り、ちひろさんの明・暗の世界に心揺さぶられている。子供と母、、、その眼差しと慈愛を表現できる稀有な存在だと、語彙力の乏しい自分にはおこがましいのは承知の上で、これが精一杯の賛辞。同じくちひろさんの大ファンだった亡き母にも成り代わり。そして一人でも多くの人に見てもらいたい。かつて子供だった人たちに。母親だった人たちに。2021/10/16
みずたま
14
子ども達の幸せと平和への願いを心から願って描かれた作品の画集。絶筆となった最後の作品「あかちゃん」の絵も収録。「悲しみの日々」の広島で被曝した子どもたちの手記とちひろさんの鉛筆や墨で描かれた絵が胸を衝く。今も争いが絶えない世界。悲しいですね。2015/02/07
ソラーレ
7
あかちゃんの無垢なひとみが好き。あかちゃんは日々あたらしい発見をする。その表情が可愛い。ちひろ美術館へ行きたい。 生と死の画集。生は赤ちゃん。死は戦争。戦時中の子どもの表情は悲しくなる。 好きな絵は「夏草のパーティー」「海と2人の子ども」「赤い毛糸帽の女の子」。最も印象深い絵は「あかちゃん(絶筆)」生と死を感じる。 2022/01/30
emi*
6
図書館にて。滲んだ絵の中の、赤、橙、黄の暖色が素敵。2012/01/15
海山ごはん
5
タイトルのとおり命の大切さを訴えかける作品集です。幼いちひろさんが心痛めた戦争体験を題材してに描いた作品が、多数収録されています。どれも、戦争を繰り返さないで欲しいという、ちひろさんのメッセージが込められていました。この画集に、いま出会うことができて良かったです。2015/10/10