内容説明
世界に名を轟かせたスパイリヒャルト・ゾルゲと、日本のエリート知識人だった尾崎秀実、二人を結びつけたアグネス・スメドレー。主義と理想のために謀略の世界で闘ったこの三人の出会いと別離、そして死までの真相に迫った渾身のドキュメント・ノベル。
著者等紹介
太田尚樹[オオタナオキ]
1941年、東京都生まれ。東海大学名誉教授。東京水産大学卒業後、米国サンフランシスコ大学、カリフォルニア大学バークレー校、さらにスペイン・マドリッド大学へ留学。スペインを中心としたヨーロッパ文明史の研究など比較文明論を専門とし、近年は昭和史をテーマにしたドキュメント・ノベルのジャンルでも活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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