内容説明
「時間」で市場を読む。「時間」で顧客を見る。新しい価値創出の突破口は「時間」になった。顧客のライフスタイル要請を「時間」という視点から切りなおした時、そこに今までにないニーズとシーズが見えてくるだろう。全ジェネレーションが、人生という「時間の物差し」で生活をデザインしていく時代に入ったのである。日々の暮らし方のデザインから人生のデザインまで、すべて有限な時の中での出来事だということに気づいたのだ。森羅万象、変化していかないものはないが、そのエンジンは「時間」である。
目次
第1章 時間が市場、時間が顧客―「時間単位革命」起きる(「時」が顧客を創造する;「時の波」を起こせ;「時間戦略」で世界の頂点に立つ;「時間構成」を追求する)
第2章 古い時間の退場―時間は生まれ変わる(「中間時間」を捨てる;「中間時間」を「自由時間」に変える)
第3章 新しい時間価値の誕生―文化時間社会へ(「生涯時間割」時代が到来した;時間は心のドラマであることを知る;人は「固有時間」と「共有時間」を生きる;時間は「学習」に投資される;時間を「デザイン」する;モチベーションを「心理的時間」で見る)
著者等紹介
谷口正和[タニグチマサカズ]
マーケティング・コンサルタント。株式会社ジャパンライフデザインシステムズ代表取締役社長。1942年生まれ。京都鴨沂高校を経て武蔵野美術大学造形学部産業デザイン科卒業。生命、生活、人生の在り方を問う「ライフデザイン」を企業理念そのものとし、地球と個人の時代を見据えて常に次なる価値観のニューモデルを提示し続ける。コンセプト・プロデュースから経営コンサルテーション、企業戦略立案、地域活性化計画立案まで幅広く活動。時代を週単位で分析し続けている週刊「KEY CONCEPTS TO THE FUTURE NEXTHINK」はウィークリー情報分析誌の草分け的存在。会員制ワークショップとして「文化経済研究会」を主宰。日経トレンディ広告賞(日本経済新聞社)、ショップシステムコンペティション(店舗システム協会)等の審査委員、日本小売業協会・コーディネーター、日本デザインコンサルタント協会・幹事、日本デザイン機構・理事、バリアフリー協会・理事、日本Webデザイナーズ協会・アドバイザリー、京都ブランド研究会・座長、立命館大学大学院経営管理研究科・教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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