内容説明
F1の世界を駆け抜けた男の熱い思い、不安の時代を「飛躍のチャンス」にする生き方。
目次
不安の時代
ホンダF1チーム総監督という仕事―「勝てば天国、負ければ地獄」のハンデ戦
初めてのモナコ・グランプリ―一瞬の感激から、屈辱の夜へ
勝つための闘い―チャンピオンと「自己実現」の両立に向かって
僕が学んできたいくつかのこと―「夢への挑戦、不屈の魂」の萌芽
プロジェクト・リーダーとして学んだこと―地球・会社・自分の三つの視点からWHATを発見!
本田宗一郎―偉大なチャレンジャーとの絆
史上最強のチャンピオン―天の利、地の利、人の利
文化度世界一の山に向かって―43歳からの「ゼロからの挑戦」
RCIメンバーズクラブの12年―「挑戦・創造・美・愛」をキーワードに
文化資本主義時代を拓く―「ランドスケープ」から感動の舞台づくりへ
海のように、風のように
著者等紹介
桜井淑敏[サクライヨシトシ]
1944年、東京生まれ。1967年、慶応義塾大学工学部を卒業。本田技研工業(株)に入社。1971年、世界初の無公害エンジンCVCCの研究に成功。その後、本田技術研究所のリーダーとして、数々の新エンジンや新型車の開発にあたり、ヒット商品を創る。1984年、ホンダF1チーム総監督に就任。斬新なマネジメントシステムを創出して、2年連続世界チャンピオンを獲得。1988年、総監督を勇退。同社取締役も辞す。8月、新文化創造をめざして、(株)レーシング・クラブ・インターナショナルを設立。「挑戦・創造・美・愛」をキーワードに、新しいライフスピリットの形成に力を尽くす。また、21世紀の文化資本主義時代の到来を予見して、新しい企業ブランドや環境創造など、コンセプター&ディレクターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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