内容説明
東洋のユダヤ人＝客家たちは、なぜゼロから成功したのか？
目次
運は親切をした相手の背中から来る
許すことを知れば運命は変えられる
退却は重要な才能なり
何を始めるかに最も時間を費やすべし
ビジネスには大義名分が必要なり
準備していなかったチャンスはリスク
小さい約束こそが重要なり
家族を蔑ろにする者は成功せず
お金に使われず、お金を働かせるべし
５０人の仲間が成功の核心となる
金鉱ではスコップを売るべし
安売りには必ず終わりがやって来る
嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素
物事は因数分解して考えよ
汗ではなく考えることこそが富を生む
笑顔はコストゼロの最良戦略
「ありがとう」は必ず声に出すべし
欲望に忠実になるためにこそ禁欲的に
著者等紹介
甘粕正［アマカスタダシ］
静岡県に生まれる。同志社大学卒業後、外資系金融機関に就職し、金融・債券先物の分野で活躍。その際に稼いだ資金を元手に飲食店経営など実業に進出。その事業が困難な局面に達したとき、不思議な縁で客家の老人と出会い、ビジネスの極意を伝授される。現在は、自らの投資会社を経営する傍ら、多数の企業の取締役、顧問などを務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
12
客家の人生の教訓。1日の怒りを忍びて百日の憂いを免れる。50人の仲間が成功の核心となる。物事は因数分解して考えよ。笑顔はコストゼロの最良戦略。2014/03/09
nutts
1
先輩が送って下さった本。自分なら書店ではまず手に取ることの無いタイプ。さて、どんな意図で下さったんだろうと読んでみたら、なかなか面白い。著者がフレームワークを意識して客家への理解を試みる。客家が実は日本人と背負っている背景、価値観が似ているのではといったアプローチは非常に分かりやすく、自己啓発本にありがちなあおりや強引な誘導も無い。淡々と、自分の身に起きたことを物語のように展開しており、時折眉唾な部分もあるが、小説のように楽しめる。意外と発見が多かった。2013/02/28
すぴか
1
ｒ082 小説のようにも楽しく読める。 わかりやすく、前向きで明るい考え方。読後感もよかった^-^2009/06/15
ogiri
1
わかりやすい、小説調の客家金言の本2008/07/03
こうじ
0
この本は家宝になると思いました。映画のような話が小説として展開していくけど、実は著者の体験談をプライバシーを考慮して書いた実話みたいです。現実は小説より奇なり。実在したシンガポール系の客家の老人が日本人の青年に伝えた客家の金言、実話を基にしているからか分かりませんが、深さと迫力のある一冊でした。ボク自身の仕事においても、この本の内容を読んで再考することはいくつもありました。素晴らしい一冊だと思います。2015/08/09
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